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歌詞パロ 「あの夏が飽和する」 青桃 地雷さんブラウザバック推奨 それでは本編スタート

6月下旬 君は僕の元へ来た そして君はこう言った

昨日人を殺したんだ。

梅雨時ずぶ濡れのまんま 部屋の前で泣いていた。 夏が始まったばかりと言うのに君は酷く震えていた。 そんな話で始まる。

あの夏の日の記憶だ。

君はポツリ、ポツリと話した

殺したのは隣の席の

いつも虐めてくるあいつ。

もう嫌になって肩を突き飛ばして打ち所が悪かったんだ。

もう此処にはいられないと思うし何処か遠い所で死んでくるよ。

そう言って立ち上がる君に僕は言った

それじゃ僕も連れて行って

財布を持って

ナイフも持っておもl

携帯ゲームも鞄につめて

要らない物は…

全部壊していこう!笑

あの写真もあの日記も今となっちゃもう

要らないよな、

きp人殺し(君)ダメ人間(僕)の君と僕の

旅だ!!

さぁ行こうか!

うん、!

そして僕らは逃げ出した この狭い狭いこの世界から

母さんも

クラスの奴らも何もかも全部捨てて君と2人で、!!

遠い遠い誰もいない場所で

2人で死のうよ、!

もうこの世界に価値などないよ

人殺しなんてそこらじゅう湧いてるじゃんか、!

君は何も悪くない

君は何も悪くないよ、

結局僕ら誰にも愛されたことなかったんだ。

そんな嫌な共通点で簡単に信じ合っていた。

君の手を握った時の微かな震えも無くなっていて

誰のも縛られずに2人

線路の上を歩いた。

金を盗んで

2人で逃げて

どこまっでも行ける気がした

今更怖いものなんて俺たちにはなかったんだ!!

額の汗も、

落ちたメガネも

今となっちゃ

どうでもいいさ!!

あぶれ者の小さな逃避行の

旅だ!!

いつか夢見た優しくて誰にも愛される主人公なら

汚くなった俺たちも見捨てずにちゃんと救って

くれるのかな、?

そんな夢なら捨てたよ

だって現実を見ろよ「シアワセ」の4文字なんて無かった

今までに人生で思い知ったじゃないか、!

自分は何も悪くねぇ

と誰もがきっと思ってる

当てもなく彷徨う蝉の群れに

水も無くなり揺れ出す視界に

追い狂う鬼たちの怒号に

馬鹿みたいにはしゃぎ合いふと君は

ナイフを取った。

君がいたから此処まで来れたんだ

だからもういいよ、

もういいよ

死ぬのは俺一人でいいよ、!

そして君は首を切った。 まるで何かの映画のワンシーンだ。 白昼夢を見ている気がした。

気づけば僕は捕まっていて

君だけが見つからなくって

君だけが何処にも

居なくって、

そして時は過ぎて行った

ただ暑い暑い日が過ぎてった。

家族も

クラス奴らも居るのに

なぜか君だけが何処にも居ない

あの夏の日を思い出す

僕は今の今でも歌ってる。

君をずっと探してる

君に言いたいことがあるんだ

9月の終わりにくしゃみして

6月の匂いを繰り返す

君の

笑顔は

君の

無邪気さは

頭の中を

飽和している

誰も何も悪くないよ

君は何も悪くはないから、

もういいよ

投げ出してしまおう

そう言って欲しかったんだろう?

なぁ?

end

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