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ユータ
ドラマでさ、愛憎入り混じって、人を殺してしまうじゃん
モミ
ワンパターンですよね
ユータ
ありえるかな？
モミ
フィクションですから
モミ
真に受けない方がよろしいかと
ユータ
大人だなぁ
モミ
人を殺す理由は一般化できませんから
モミ
どうしても、紋切り型になります
ユータ
そうだよなぁ
ユータ
でも、動機が気になるんだ
モミ
リアルすぎても、非難轟々なのでは？
ユータ
そうかもね
モミ
矛盾してますね
モミ
ですが、愛憎は動機になりえます
ユータ
なぜ？
モミ
本能的だから
ユータ
つまり？
モミ
一種の錯乱状態なわけです
ユータ
狂っているんだ？
モミ
はい
ユータ
本能に従うってことは、遺伝子に従っているわけだからさ
ユータ
ある意味、合理的じゃない？
モミ
遺伝子に刻まれている合理性とは、
モミ
すなわち、生存本能です
モミ
生きるためにプログラムされた行動です
ユータ
生きるために殺す？
モミ
よく起こる事象では？
ユータ
恋愛って怖いな
モミ
愛情が怖いのではありません
モミ
感情を制御できずに不合理な行動をとることが怖いのです
ユータ
確かにそれはそうかも
モミ
私には理解ができませんね
モミ
自分を犠牲にしても復讐したいという動機が
ユータ
まぁ、非現実的ではある
モミ
結局のところ、フィクションのストーリーの都合によるものなのです
ユータ
それを言ったらさ、おしまいじゃない？
モミ
そう思います
モミ
ですから、私はあまり好みません
ユータ
愛情は崇高みたいなこともないと
モミ
ありませんね
モミ
感情に狂わされないために理性があるのですから
ユータ
それはそうかもしれないけれど
ユータ
なんでも理性で判断したら、好きだっていう感情も封じ込められてしまわない？
モミ
感情を理性的に使いこなせば良いのです
モミ
封じ込める必要も否定する必要もありません
モミ
感情に振り回されるのも損ですが、
モミ
感情を否定することも損なのですから
ユータ
結局、損得勘定ってこと？
モミ
重要な行動指針と言えましょう
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