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過去の朝焼けは美しい眺めだった

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過去の朝焼けは美しい眺めだった

3 - 過去の朝焼けは美しい眺めだった

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2020年10月17日

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雲原 麻衣

(私…?!)

雲原 麻衣

(…じゃない)

麻衣、何かあったか?

雲原 麻衣

圭、この人…

圭は私の指を指した方を見た

麻衣…?!

雲原 麻衣

この人が麻衣さん?

だが、麻衣はここにも…!

何が起きておる?!

雲原 麻衣

いや、私にも分からない…

お主は何者だ?

雲原 麻衣

私も麻衣だよ

雲原 麻衣

…まぁ2020年から来た麻衣だけど

2020年じゃと?!

今は1500年じゃぞ

雲原 麻衣

だから、未来から来たの

未来…

もう訳が分からぬ

…とにかく城に麻衣を連れて帰ろう

雲原 麻衣

うん、分かった

雲原 麻衣

手伝うよ

ありがとう、助かる

…………

私たちは麻衣さんを部屋に寝かせた

では、話を詳しくお願いしたい…

雲原 麻衣

私もよく分かんないけど…

雲原 麻衣

多分、麻衣さんは私の先祖なんだと思う

ほう、先祖か…

雲原 麻衣

もしかして、麻衣さんって雲原って苗字?

あぁ、そうだ

雲原 麻衣

じゃあやっぱり先祖だよ

ううん…

圭が悩み始めた

麻衣

ん…

その時、私たちの隣に寝ていた

麻衣さんが目を覚ました

雲原 麻衣

麻衣さん…!

麻衣!

麻衣

あら、圭…

大丈夫か?怪我は?

麻衣

大丈夫よ

何故あんな所に倒れておった?

麻衣

ちょっと目眩がしてしまったの

麻衣

心配かけてごめんなさい…

そんな事は気にするな!

お前が無事でなによりだ

麻衣

ありがとう

麻衣

それで、こちらの方は…

雲原 麻衣

あ、えっと私は!

麻衣

よく見たら貴方…

麻衣

私にそっくりじゃありませんか!

そうなんだ

私も驚いたよ

麻衣

一体何があったんですか…?

あぁ、1から説明するとな…

…………

こういう訳だ

麻衣

なるほど…

麻衣

つまり、この子は私の子孫?

雲原 麻衣

はい、おそらく

麻衣

通りで私に似てる訳ですね

麻衣

それで、未来から来たとおっしゃいましたが

麻衣

どうやって帰られるんですか?

雲原 麻衣

それが問題なんです…

私もどうやって未来に行ったのか

検討もつかぬ

麻衣

謎が深まりますね…

麻衣

とにかく、例の森に行ってみましょう

雲原 麻衣

はい

それが良いだろう

…………

雲原 麻衣

ここです

麻衣

ここは…何度も来たことがあります

麻衣のお気に入りの場所だからな

麻衣

はい、鳥のさえずりが心地いいので

雲原 麻衣

でも、何も起きないですね…

麻衣

えぇ、そうですね

麻衣、お前は過去に来る直前にした事を覚えているか?

雲原 麻衣

過去に来る直前にした事?

あぁ、もしかしたら麻衣の行動にヒントがあるかもしれない

雲原 麻衣

う~ん…直前にしてたことか…

雲原 麻衣

つまみ食い…かな

つ、つまみ食い…

なんのヒントにもならないな

雲原 麻衣

悪かったわね!

麻衣

誰といたか…とかもヒントにならないでしょうか

雲原 麻衣

友達といました

雲原 麻衣

それで人気のお店に並んで…

麻衣

友達というのは?

雲原 麻衣

中野夏帆って子です

麻衣

夏帆なら、私の友達にもいます…!

ということは同じ状況を作ればいいのか?

麻衣

はい、やってみる価値はあります!

じゃあ、早速取り掛かろう

雲原 麻衣

え、取り掛かるって…

私が言葉を発する前に

2人は動き出していた

雲原 麻衣

ちょ、ちょっと待ってよ~!

…………

麻衣

よし、準備完了ですね

そうだな

麻衣

夏帆も連れてきましたよ

夏帆

はい、夏帆です!

雲原 麻衣

(やっぱり似てる…)

俺は屋台を用意した

雲原 麻衣

…これでどうするの?

麻衣

とにかく、未来の再現をしましょう!

俺はどうしたら?

麻衣

えっと、私と圭は周りの人になりましょう!

あぁ、分かった

夏帆

私は未来の麻衣と話してればいいの?

麻衣

そう!

夏帆

分かったわ!

雲原 麻衣

じゃあ、再現するね

過去の朝焼けは美しい眺めだった

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