大吾side
2階の部屋で勉強してたら、リビングが騒がしくて、 階段を降りて、リビングに向かった
あっ、おかん帰ってきたんやって、思った 次の瞬間
おかんの怒鳴り声が言った1階に響いた
大吾
おかんは、あんまり怒鳴ったりしない、
穏やかな性格やった、
でも、今日の......
いや、
最近のおかんは、よく怒鳴る
丈
大吾
おかんの怒鳴り声の後に、丈兄の、謝る声が、聞こえた
その瞬間、バタン!っと大きな音を立てて 玄関のドアは閉まった
入るなら、この事を、この事について、丈兄に、 丈兄と、話すなら、
今しかないって、思って、
そーっと、ドアを開けた
丈
絶対に、
もぉ、寝なあかんやろって、言ってくるんや
そう思って、本心全部話した
丈兄は、全部全部、受け入れてくれた
俺が、泣きそうになりながら話してる時に、ずっと、 背中をさすってくれてて、
丈兄だって、泣いてるのに......w
俺はこの家族が、親が居る時の家族が、 世界一大好きやった、
でも、今は、違う
いつ、捨てられてもおかしくないほど
愛されていないんだ
俺が、ちゃんとして、
年下を支えへんと、
丈兄を、助けへんとって、思った
現実は、何なんだろう
俺は、そう思いながら、
思い思い足を、上げて、階段を上って、自分の部屋に戻った
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