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くーき
くーき
ハセ
くーき
ハセ
くーき
ラーク
ここは資料室
人や生き物の一生がまとめられたファイルが何冊もあり、ファイル以外にも小説形式でまとめられている物も置いてある
ラーク
元々はファイルだけだったらしいが、昔この部署で働いていた者が、趣味で小説形式にまとめたのがきっかけで、ファイルと小説でまとめられるようになったらしい
ラーク
仕事中に小説が読めるここは、ボクのお気に入りのサボりスポットの1つだった
適当に目に入った本を手に取り、立ち読みする
いちいち長編で細かくまとめるのも大変なので、殆どが1冊で完結する物だ
ラーク
そんなことを思いながら読んでいると、本棚の向かい側にいる人達の会話が聞こえてきた
話している内容からして、恐らく明日のバレンタインのことだろう
天界では、親しい者にチョコではなく、花束を渡す習慣がある
花束の色には意味があり、青には尊敬という意味がある
ラーク
ラーク
そんなことを思いながら、全く集中出来なかった本を棚にしまった
仕事からの帰り道の途中で、何となく花屋に立ち寄る
ラーク
←これ美味しそうじゃね?
RI
←これ美味しそうじゃね?
RI
←これ美味しそうじゃね?
RI
RI
←これ美味しそうじゃね?
RI
←これ美味しそうじゃね?
←これ美味しそうじゃね?
RI
RI
←これ美味しそうじゃね?
RI
←これ美味しそうじゃね?
←これ美味しそうじゃね?
RI
←これ美味しそうじゃね?
RI
←これ美味しそうじゃね?
←これ美味しそうじゃね?
RI
ラーク
スマホをポケットにしまい、花を見る
ふと、紫の花が目に入った
ラーク
ボクは店員さんに紫色の花束を作って貰うと、代金を支払って店を出た
次の日
ピンポーン
ラーク
リド
ラーク
リド
ラーク
リド
ラーク
数分後
リド
ラーク
リド
ラーク
リド
出されたシチューを食べ始める
ラーク
リド
ラーク
リド
ラーク
リド
ラーク
リド
どことなくホッとしたようにしているリドに、聞き返す
ラーク
リド
ラーク
動揺が悟られないように、なるべく笑顔で聞く
ラーク
リド
ラーク
リド
因みに、ピンク色は恋人同士で送り合うものだ。告白としても使われることが多い
2人で桃色の花束を送りあったと聞き、先程の動揺は消え、興味が湧く
ラーク
リド
ラーク
リド
ラーク
ラーク
リド
リド
ラーク
ラーク
リド
リド
ラーク
リド
ラーク
リド
リドが少し寂しそうな表情をしていたのが分かった
ラーク
リド
ラーク
親がいたらこんな感じなんだろうな〜と、思いながら、ボク達は皿洗いをした
皿洗い後
ラーク
ボクが花束の入った紙袋を持つと、リドが紫とオレンジの花が混ざった花束をポンっと手渡してきた
リド
ラーク
リド
ラーク
リド
ラーク
ラーク
リド
リド
リド
ラーク
ラーク
リド
リド
リドは、嬉しそうにふわりと微笑みながら、ボクが出した花束を受け取った
ラーク
リド
ラーク
リド
ラーク
リドの家を出て、夜の街を歩く
帰りの電車に揺られていると、近くの人の会話が聞こえてきた
くーき
ハセ
くーき