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くーき
ハセ
くーき
くーき
ハセ
くーき
くーき
いつも通りの暗くどんよりとした空の中、俺は一人学校から家へと帰っていた
リド
帰宅してから何をするか考えていると、俺の事を追い越していく、楽しそうな学生グループが見えた
リド
ボソリと呟くと、いきなり背後から背中を叩かれた
リド
ラーク
リド
ラーク
反射的にその手を振り払うように後ろを振り返ると、そこには、昨日会った天使がいた
そいつは飛んできたのか、背中に生えていた純白の羽をしまいながら俺に言う
ラーク
リド
あの後、家に一旦荷物を置いてから、その天使に連れられるまま街に出た
リド
ラーク
俺の手を引きながら前をスタスタと歩いていく天使に声をかける
リド
ラーク
ラーク
リド
お辞儀をしながらお礼を言う
なぜ俺が今お礼を言っているのかと言うと、昨日の事に遡る
昨日の放課後
学校の裏で、俺はいつもの奴らからカツアゲをされていた
リド
リド
腹に衝撃が走り、蹴られたとわかる
あまりの衝撃に、俺は咳き込みながら崩れ落ちた
リド
どうやって切り抜けようか考えてる時に、いきなり場違いな声が響いた
ラーク
リド
俺を殴っていた奴らがそう言ってゲラゲラと笑うと、その天使は心底嫌そうに顔を顰めた
ラーク
ラーク
リド
まるで物のような言い方に、ショックを受ける
そいつは「オエェ」と、吐くような仕草をする
リド
ラーク
その時、今までガラクタでも見るようだった目に、好奇が宿ったように見えた
ラーク
リド
俺が思っていたことと同じ事を言う天使を、思わず顔を上げて見る
2人がそう言うと、天使は意地悪く顔をニヤケさせながら言った
ラーク
その言葉に切れたのか、2人が天使を殴ろうと構える
ラーク
ラーク
2人が天使を殴ろうとすると、天使は避けてそのまま逃げた
そいつらは逃げた天使を追っかけ、その場には俺しか居なくなった
リド
俺はどうにか立ち上がると、その場から逃げ出した
リド
リド
ラーク
ラーク
リド
ラーク
リド
ラーク
ラーク
リド
ラーク
リド
ラーク
ラーク
リド
俺はシュトレー2袋と、それにあうジュースを2つ買って、天使がどこにいるか探す
リド
ラーク
リド
天使は店の近くにあるベンチに座っていた
周りに黒髪の悪魔が多い中、1人だけ全身白の天使はかなり目立っている
リド
ラーク
シュトレーの入った袋とジュースを渡しながら、隣に座る
ラーク
ラーク
リド
ラーク
そう言って握手するように手を差し出された
リド
ラーク
リド
ラーク
ラークさんはそう言うと、俺の手を握って、握手のようにした
ラーク
リド
いきなりのことに戸惑いながらも、お礼を言う
ラーク
ラーク
リド
ラーク
ラークさんはそう言うと、俺が買ってきたシュトレーにかぶりついた
ラーク
リド
生まれて始めての友人に、なんとなく実感が湧かないまま、俺はシュトレーに齧り付いた
おまけ1
ラーク
ボクはさっきからずっと、不良AとBに追いかけられていた
ラーク
明日も会ってみようか
久しぶりの高揚感に、ボクは嬉しさで口角が上がるのを抑えられなかった
ラーク
魔界の出口に近くなった頃で、羽を広げて羽ばたく
どんどん小さくなる叫び声を背に、ボクは天界へと帰った
おまけ2
リド
ラーク
リド
ラーク
ラーク
ラーク
リド
ラーク
リド
ラーク
リド
ラーク
リド
笑顔でとんでもないことを言うラークに、俺は呆れながら最後のシュトレーを食べた
くーき
ハセ
ハセ
くーき
ハセ