俺には2人の友達がいた
小さい頃から仲が良くて
毎日一緒に他遊んでいた
碧
おーい!
碧
こっちーだよー!
朔久
おまっ、そっちかよ!w
律
ちょっと〜!まってよー!
碧
あっははw
こうやって毎日
楽しく過ごしていた
でもある日
琴
転校してきた琴です!
この日から俺らの関係は終わった
朔久
なぁなぁ!
朔久
今日どこ行く?
碧
ん〜俺はあの…
琴
え〜僕カフェいきたぁ〜い!
律
なら琴僕も〜!!
朔久
り〜!え…お前もいいよな?
碧
…もちろん!
俺の意見を言えないかのように
あいつは重ねてくる
俺の名前は碧…なんだけど、ッ
こんなことを日々繰り返した
律
いやぁ〜楽しかったね〜
琴
またみんなで行きたぁ〜い!
朔久
ねー!
碧
(おもんなかったな…)
信号が赤になる
律
えっ、ちょ、なにしてんの?
朔久
碧、?
琴
……
碧
(なんでだろ)
碧
(足が止まらない)
ププーッ!
碧
あ、車、
碧
このままひかれれば…
碧
楽になれるのかな、
朔久
碧っ…!
碧
(目を閉じる)
ぐいっ
律
わっ、あぶなーっ
朔久
おまっ、なにしてんだよ!
碧
…せよ
朔久
え?
碧
…はなせよっ、!
律
ちょ、碧!
琴
えっ、助けてくれたのにお礼もないの?
碧
俺は、助けてなんて言ってない!!
琴
え〜でも話は別じゃない?
なんで…
なんでだよ…
碧
…もういい、
碧
お前らとは金輪際関わらない…
朔久
はっ、!?なんでだ…
碧
お前らは!
碧
ここ最近俺の名前呼んだ?
碧
俺の意見聞いた?
碧
俺と少しでも話そうとしてくれた?
碧
毎回毎日琴の優先してさぁ!
碧
もううんざりなんだよ!!
朔久
それ…は、
律
……っ、
碧
ほら…何も言えないだろ?
碧
じゃあな
琴
大丈夫?朔久、律
朔久
…せいだ
琴
え?
朔久
全部あんたのせいだ!
朔久
なんで今更戻ってくんだよ!
碧
はっ、…?
琴
ちょっとぉ何言って
律
何言ってじゃないよ!
朔久
碧を昔いじめたやつだろ…?
律
あんた
琴
えっ、…?
朔久
証拠だってまだ音あんだぞ!?
律
僕らと仲良くなりたいからって碧を虐めてたよね
琴
それはっ、…!
朔久
聞きたくない!
朔久
お前も金輪際関わるな!
律
ごめんだけど僕も
琴
ちょっ、
朔久
ごめん、碧
律
ごめんなさい…
碧
あっ、…えっ、と…
朔久
不安にさせて…不快にさせて…
律
ほんとに、ごめん、碧
碧
……っ、
数日後
俺を虐めてた琴はあの日喧嘩した海で
自殺をしていたらしい
僕は
何をするのが
正解だったのだろうか