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学校でやった僕のテストの点数を見ながらほっぺを膨らませる
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そんなことを考えて ニヤニヤしていると
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と、痛いところをつかれる
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ここからは黄くんのお説教…ゴホンッ ありがたいお話と復習、いつもの事だ
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寝てしまうのもいつもの事
そこからの記憶はない
~ 10年前 ~
6歳の僕はお母さんのお見舞いに病院に1人で来ていた
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僕は帰ってこない返事を待たずして その日は病室を去った
この日は気分が良くて周りをよく見ずに廊下を歩いていた
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案の定、道に迷ってしまった
辺りは見慣れない病室ばかりの廊下で周りに人もいないため途方に暮れていた
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ウロウロしていると1箇所だけドアが少し開いている病室があった
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そう思いドアを開けた
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僕は入った瞬間言葉を失った
中にいたのは病気で苦しそうにしている人でも寝たきりの人でもない
寂しそうに窓の外を見ている僕と同じくらいの男の子がいた
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驚いたのか体を跳ねらせ顔を向けたのと同時に自然と僕の口が開いた
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無意識に出た言葉だった。
男の子の顔はとても整っていて 可愛らしくて綺麗な黄色の髪 そして雪のように白い肌だった
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僕の言った言葉に対し 目を丸く見開いて真っ赤になっていた
僕はその姿を見て幼いながらも可愛いと思い声をかけた
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“青ちゃん” そう呼ばれるのは初めてではない
僕は幼かったため感情を抑えることはできなかった
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そう言い黄くんはまた悲しいような寂しいような表情をする
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黄くんを横目で急ぎ足で病室をでた
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などと浮かれて廊下を歩き始めた
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~ 現在 ~
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あー幸せだなぁ
ねぇ
なんで1人だけ幸せになってんの?
お前に幸せになる資格あんの?
この × × ×