俺がこの学校に転校してきてから早くも 1ヶ月が経とうとしていた。 アロハは俺がΩだと分かってからも、変わらず接してくれている。それに、最近はアロハの繋がりで何人か話せる友達ができた。
だけど俺は、あの日からずっと心のおもりが消えなかった。 『俺今まで彼女なんていたことねぇよ?笑』 ねぇアロハ、それってあの時のは───
先生
先生
アロハ
アロハ
なおや
アロハは最近遅刻することが少なった気がする、
アロハ
なおや
他愛のない話を交わしながらも、俺は2週間後に 差し迫っている定期テストに向けて板書をノートに書き写す。
──────────
先生
あと10分程度で1時間目が終わろうとしていた頃、 俺の脳内では睡魔がじわじわと忍び寄っていた。 俺は睡魔に抗うようにシャーペンをぎゅっと握り返す。
そのとき
ドクッッ...!!?
なんだって身体はいつだって気分屋で 言うことを聞いてくれない。
なおや
なおや
声を抑えようとするけれど、鼓動はどんどん速まるばかりで 全身の力が抜けていくのを感じる
なおや
((カタンッ 力が抜けて握っていたシャーペンが床に落ちた
アロハ
シャーペンを落とした音でアロハが起きてしまった
アロハ
アロハ
アロハ
アロハ
アロハ
なおや
アロハ
俺の身体は汗ばみ、熱く火照り始めていた。
どうしよう、、このままだと教室はきっとすぐに 俺の匂いでいっぱいになる。 このクラスにαがいるかは知らないけどこのままだとβにすら 気づかれてしまう。そしたら、俺、、
なおや
俺は反射的にアロハの手を掴んだ
アロハ
アロハ
なおや
なおや
なおや
俺の心中はトラウマのことで埋め尽くされていた。 とにかく教室から逃げなくちゃいけないのに頭は一向に動かない。それどころか脳内は襲われるという恐怖で侵食されていくばかり、
アロハ
アロハ
アロハは俺の手を握り返した
なおや
なおや
なおや
アロハ
アロハ
なおや
みんなの前でアロハに背負われるなんて 考えただけで襲われる前に死にそうだ、
アロハ
…アロハが怒った、?
アロハ
アロハ
シューヤ
シューヤ
アロハ
俺の前髪は汗で額にべったりと貼り付いている 呼吸も十分荒くなってきた、
アロハ
アロハ
アロハの口調は落ち着いて思えるけど、 俺を連れ出すために必死みたいだ
先生
先生
アロハ
なおや
アロハは先生に保健室へ行くことを伝えると、先生の返事も 待たないまま俺の手を引っ張って教室を一目散に駆け出した
なおや
なおや
なんとかアロハに引っ張られ教室からは出られたけど、 これ以上は歩けそうになく、保健室が程遠く感じた。
俺はついにペタリと廊下にへたり込んでしまった、
アロハ
そういうとアロハは俺を軽々しく持ち上げた
アロハ
なおや
なおや
なおや
俺のはもう反応しきっている
アロハ
アロハ
アロハはさっきのパーカーを俺の全身が 隠れるように優しくかけてくれた、
なおや
アロハの匂いだ、いつも隣で嗅いでるはずなのに、 今はすごく特別に感じる。 俺は思わずパーカーの裾をぎゅっと握りしめた
なおや
アロハ
なおや
アロハ
俺はアロハの質問に精いっぱい首を振った
アロハ
なおや
アロハ
アロハ
そうこうしてるうちに俺は保健室まで運ばれた
ドアを開けたけど、先生は教員室に居るのか誰もいないみたい
アロハ
俺はゆっくり椅子に下ろされた
なおや
アロハは保健室まで来たのは良いもののこの後どうすればいいのか分からないみたいで萎縮している
アロハ
アロハ
何がとは言わないけど視線で伝えてきた そういうとアロハは教室へ向かおうとドアに手を掛ける
なおや
𓐍𓈒◌𓂃𓂂𓈒𝐧𝐞𝐱𝐭 𝐩𝐚𝐠𝐞𓈒𓂂𓂃◌𓈒𓐍 ♡650▷▷▷
コメント
11件
累計♡3000以上ありがとうございます🙏✨️
いつも思うけど天才すぎます߹𖥦߹👍🏻💘 体調もまじで気をつけてください~‼️🍀𓂃𓈒𓏸︎︎︎︎
あとこのストーリーが完結したら(完結するか分かんないけど)リクエスト書こうと思ってます‼️ 上手く書けるか分かんないけど更新マイペース&順番前後したりしてもいいよって方はぜひお待ちしてます!✨ (募集グループは超特急、ワンエン、BUDDiiSあたりです!)