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椿は嘘をつく

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椿は嘘をつく

3 - 空回り

2024年07月11日

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琴葉

…。

……、琴葉…

琴葉

、お早う!!

………、大丈夫……?

…ガーゼも…貼ってるし、…何かあるんだったら__

琴葉

わからないよ。

、えっ…

琴葉

…藍には…

琴葉

分かるわけないよ…

その声は、

溜め込んだものを吐き出すように強い声だった。

ぁ…

怖くて霞んだ声しか出ない。

足が震える、視線のやり場が分からない、

やっと御免なさいと言えた時には視界は黒しか映らなかった。

琴葉

ぁ…え、…?

琴葉

あい…?

目の前であいが倒れている。

私のせい?

琴葉

……また。

琴葉

また空回りしちゃった…、?

今日は先生がいない。

取り敢えず藍をベットに寝かせる。

寝かせたときに少し腕が露出した。

細く白い腕には。

赤黒い血や掻きむしった跡、血が固まって茶色になっているところがある。

虐めだ、藍に対する虐め何だ。

そんなことを考えていると床になにか落ちている。

カッターだ。

藍のものだろう。

虐めだけの傷じゃなくて。

私の傷をつけて、私の物にしたい。

琴葉

…ごめんね。藍。

首元に血が露出する。

チョーカーより上に傷を付けた。

チョーカーに血が付く

琴葉

…かわいい。

琴葉

次は藍が起きているときにするね?

琴葉

…此れで、

琴葉

私の藍になってほしいなぁ…。

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