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え、すごい感動的なお話✨
僕の目が見えなくなって七年。
君が目を覚まさなくなって七年。
僕は今日も暗闇の中で生きている。
僕
この言葉を5年間呟き続けている。
五年間君を見ることができなくても、 小さい頃から見てきた 僕の大好きな顔は忘れることはない。
僕
本当はこの目で見たいんだ。 僕に微笑みかけるあの笑顔を、
僕
僕
僕
僕
七年前の冬。 雪がたくさん降っていた日の学校帰り。
僕はいつも通り君と並んで自転車で家まで帰っていた。
家が隣同士で小さい頃から二人でよく遊んでいた。 だから小学校に上がってからもずっと二人で帰っていた。
君
僕
君
隣で鼻を真っ赤にしてマフラーに顔をうずくめる僕を見て、 君はくすっと笑った。
こんな何気ない会話をしながら二人で帰るのが当たり前だと思っていた。 この時の僕はまだ分からなかっただろう。 この何気ない毎日が一瞬にして壊されていくのを。
君
キュッ!!ガシャン!!
僕
キキーーーーーーー!!
この日は雪が止まることなく、勢いを増して降っていた。 彼女は横断歩道を渡り始めたとした瞬間、 雪にタイヤをとられて車体が倒れ、頭を打ったようだ。
僕は倒れそうになった彼女の身体を抱えたところ、 自分も体勢を崩し、彼女と一緒に道路に身体を打ち付けられた。
その日から僕は暗闇の中で生きている。 君は、目を覚まさなくなった。
僕
僕
看護師
僕
看護師
僕
僕
看護師
看護師
看護師
僕
看護師
僕
ただ寝ぼけて見えずらかったわけではないんだ… な、何も見えなくなってしまったのか。 これからずっとこの暗闇の中を生きていくのか?
僕
僕
看護師
僕