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新曲がパクリだという噂が流れていることが発覚した翌日、 sky-highは芦愛の家に集まっていた。
一之瀬 理鈴
天月 芦愛
天音 ゆい
白峰 ユウ
一之瀬 理鈴
天音 ゆい
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
一之瀬 理鈴
一之瀬 理鈴
一之瀬 理鈴
天音 ゆい
白峰 ユウ
白峰 ユウ
天月 芦愛
天月 芦愛
一之瀬 理鈴
白峰 ユウ
天月 芦愛
天音 ゆい
一之瀬 理鈴
一之瀬 理鈴
一之瀬 理鈴
一之瀬 理鈴
一之瀬 理鈴
変なところで沈黙してしまい、気まずい空気が流れる。 その沈黙を破るように、芦愛が立ち上がった。
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
……バタンッ
ドアを1枚隔てると、一瞬にして静寂に包まれた。 安心したのか、芦愛はそこで息をつく。
そして、そのまま俯いてしまった。
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
……こつん
ふと指先に何かが当たるような感覚がした。 よく見ると、そこには写真立てが置いてあった。
sky-highが結成されたばかりの頃の、練習風景の写真だ。 それぞれが担当の楽器を持って、楽しそうに演奏をしている。
──とても幸せそうだ。 芦愛はそんなことを考えた。
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
〜数年前〜
バンドが結成された時のことは今でも覚えてる。 それくらい強く印象に残った出来事で、私の人生をまるごと変えてしまうかのような出来事だった。
高校卒業し、親元から自立して少し遠い場所に引っ越した。 親に反対されてもどうしてもバンドがしたくて、そのためには必要なことだったから。
……でも、きっかけがなかった。 24にもなってこんなことしてるなんて馬鹿みたいだな、もう諦めようかな、なんて思っていた時。
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
〜♪
そんなことを考えていた時、 どこからかギターとベースの音が聞こえてきたのが分かった。
諦めようと思っていた。思っていたはずなのに、 気付けばその音の出処を探していた。
──もしかして、なんて幻想を抱いて。 今思えば、それは正解だったのかもしれない。
天月 芦愛
視線の先には、楽器を演奏している2人の女子中学生が居た。 若いからなのか、それはすごく眩しく見えて──
いつの間にか、私はその演奏を夢中になって聴いていた。
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
???
気付けば演奏は終わっていて、2人は楽器を下ろしていた。 どっと拍手が巻き起こり、私もそれにつられて拍手をする。
……本当に、素敵な演奏だった。
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
だから、咄嗟に話しかけたのだ。 演奏をしていた、とても輝いていたあの2人に。
天月 芦愛
???
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
???
???
???
天月 芦愛
天月 芦愛
???
???
???
???
一之瀬 理鈴
天音 ゆい
天月 芦愛
……こうして、私の人生は変わった。
……そういえば、帰ってこのことを電話でユウくんに 報告したんだった。
ユウくんとは引っ越し先でたまたま仲良くなった。 キーボードをやってるっていうのはずっと前から知ってたから。
それで、良ければユウくんもどう?なんて誘ったんだっけ。
天月 芦愛
天月 芦愛
白峰 ユウ
白峰 ユウ
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
白峰 ユウ
そうして、私のバンド人生は始まった。
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
天月 芦愛
バタンッ!
一之瀬 理鈴
天月 芦愛
一之瀬 理鈴
天月 芦愛