主
主
主
主
主
主
無一郎side 今日も君は、僕に笑顔を向ける事なんて一度も無かった。 それ所か、僕を拒否したり嫌がったりする事の方が明らかに増えた気がする。 付き合い始めはそんな事、一度も無かったのに………………………… 「ねえ、○○○…………答えてよ。どうして君が僕の事を求めないのか」 『………………』 と、僕が何度も質問しても、○○○は答えてくれない。 そんな○○○に、僕は少し腹正しいさを感じたが、僕は出来るだけ平常心を保って、○○○に笑顔を向けた。 何時かは○○○がまた、僕を受け止めてくれる事を信じて。 『…………お願い、無一郎………此処から出して!皆に会わせてよ!!』 と、そう叫んだ○○○は、両手足に付けた鎖をジャリンジャリンと揺らした。 やっと口を開いたと思えば……………またそれ? 彼女の言葉に何かがブチンと切れた僕は、怒りに身を任せて、思いっきり彼女を押し倒した。 『きゃっ』 僕がこんな事をするとは思っていなかったらいし○○○は、驚きの表情を浮かべながら僕を見ていた。 だけど、すぐに僕から視線を逸らして、遠くの方を見つめる。 そんな彼女の行動を見た僕は、怒りと絶望、それから哀しさを感じた。 それでも君は、僕に振り向いてくれる事は決してなかった______ 「今まではずっと、君を傷つけないように我慢してたけど………………………君が僕に振り向いてくれないなら、もう遠慮はしないよ?無理矢理にでも、○○○を奪ってみせるから」 そう呟いて、○○○の顎を掴み、強引に僕の方へと顔を向けさせる。 ○○○は、身体を震わせて俺に怯えていた。 もう、優しくなんて出来ない…………………………… 君が僕を狂わせる事がなければ、こんな事にはならなかったのに。 でもその、○○○の怖がる顔も悪くは無いね____________ 暗い部屋に満月の光が差し掛かる時、月に照らせれた少年の顔は酷く、歪んでいた。 『大好きだよ、○○○』
コメント
8件
テラーを間違ってアンインストールしてしまい、この垢にログイン出来ず、アカウントがまた1からになってしまいました😭 作品はこれにて終了したいと思います。今まで読んで下さった方、リクエストして下さった方本当にありがとうございました アンチなどのコメントはご了承ください。
えっ推しのヤンデレとか最高です。