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じゃぁよろしくね!

玲奈

んじゃぁ私の体験談で!

玲奈

「雨の日のバス停」

玲奈

ある日のことでした。

玲奈

私は塾から帰るときにバスを使っています。
でもその日は雨で、バスが遅れていました。
私は、傘をさして待っていたんですけど、その時となりに傘を持っていない子供がいたんですよ。

玲奈

私は気まずさを感じつつ、声をかけたんです。

・・・

玲奈

「大丈夫?このバスを待っているの?」

子供

うん。

玲奈

じゃぁ一緒に傘に入って待とうよ!

子供

うん。

・・・

玲奈

その子はうんとしか話さなかった。

玲奈

でも、私はその子と話しながら、バスを待った。

玲奈

例えば、家はこのあたりなのか
    いつもこのバスを使っているのか
    ペットは飼っているのか
                とか

玲奈

でも、そうなら「うん」
違うなら何も話さない。

玲奈

そんな不思議な子でした。でも突如

・・・

子供

おねぇちゃんはいつもこのバスをつかってるの?

玲奈

私は、初めてしゃべったことに驚きつつも、

玲奈

うん。いつも塾の帰りに使ってるんだ!

子供

じゃぁ私のことも知ってる?

玲奈

う~ん。ごめんね、今日初めて会ったんだ。

子供

そっか。

バスが来て…

玲奈

あ!バスが来たよ!

玲奈

あれ?いない?知り合いでもいたのかな?

玲奈

あの!お兄さん!さっきまでここに子供がいませんでしたか?

運転手

あぁ…。

運転手

あなたも視てしまったんですか。

玲奈

視てって…?どういう?

運転手

まぁ座ってください。今はあなたしかいないので言いますが昔、ある子供がそこでバスを待っていたところに居眠り運転の車が突っ込んできて

運転手

亡くなられたそうです。

玲奈

え…

玲奈

亡くなられた…?

運転手

えぇ。そしてたまに乗客の中に視えてしまう人がいるんですよ。

運転手

でも、子供の例でよかったですね。

玲奈

え?どうして…?

運転手

ここには昔から3人の霊が出るんです。

運転手

一人目はあなたが視た子供の霊

運転手

二人目は大人の男性の霊

運転手

三人目は老婆だそうです。

玲奈

三人も…。

玲奈

でもどうして、子供でよかったんですか?

運転手

雨の日子供にあったら傘をさし、晴れや曇りの日なら水を与えるんです。
そうしないと何か小さいけれど、悪いことが起こるらしくて。
まぁ、そうしなくとも特に害はありません。

玲奈

男性の霊は?

運転手

男性の霊を視てしまったら、視えてからバスが来るまでずっと話していなければなりません。
そうしないと…。

玲奈

そうしないと?

運転手

どこか別の次元に連れていかれてしまうそうです。

玲奈

老婆の霊は?

運転手

老婆の霊を視てしまったら話しかけてはいけません。視えることも悟られてはいけません。もしそれを破ったら…。

玲奈

破ったら?

運転手

魂を抜かれ、肉体は老婆の体の一部に、魂は成仏できないまま、その辺をうろつくことになります。

玲奈

え…。でもどうして二番目と三番目はどうして霊に?

運転手

男性は、よくわからないのですがここの道路修理中に事故が起こり、亡くなってしまった方だそうです。

玲奈

老婆は?

運転手

聞いた話では、その方は持病を持っていたそうです。
そしてそのバス停を利用しようとしたところ、来る途中で倒れてしまい、その場で亡くなられたそうで。
その老婆は、自分が倒れたのに、誰も助けようとも、救急車を呼ぼうともしてくれなかったことを恨んでいるんだそうです。

玲奈

そんな…。みんな亡くなってしまっているんだ…。

玲奈

あれ?でもどうして、お兄さんはそんなにたくさん知っているんですか?

運転手

それはね…。僕も老婆の幽霊の犠牲者だからだよ。

玲奈

え…?それじゃぁもうお兄さんはこの世には…。

運転手

うん。もういない。そしてこれから先、もう犠牲者が出ないように、この話を広めているんだ。

玲奈

あぁ!そういえば!いつもの運転手さんと人が違う!

運転手

うん。だからこの話をもっと広めてほしいんだ。
じゃぁ…よろしく。

玲奈

え?…

玲奈

え…?

目が覚めるとそこは公園のベンチだった。

玲奈

寝てたのかな?じゃぁあれは夢?

玲奈

夢にしては…リアルだった。

それでも気になって調べると…

玲奈

うそっ!あのバス停で人が本当に亡くなったりいなくなったりしている!?

玲奈

じゃぁ…あれは現実?

玲奈

後日、私はお兄さんへ感謝の気持ち
   ほかの三人には追悼の気持ちで花束を置きに行きました。

玲奈

そこから先、お兄さんとも、あの子供も視えなくなりました。

玲奈

これが私の体験談です!

お~。怖いというか、ちょっとウルッときたかも…。

と、まぁ!ありがとうございました!

次回は!?

は~い!僕で~す!

じゃぁまぁ、次回もお楽しみに!

そして! フォローしてくれた人!
     ありがとぉぉぉ!!!
     フォローしてくれたら!フォローしてくれた人をフォローするよ!
     マジの話!
     良ければついでにハートもよろしく!    

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コメント

2

ユーザー

おもしろかったです。 私は怖いのが苦手ですが、楽しんで読めました。

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