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さと 💗

はぁ…はぁ…

息切れがすごい。 風呂に入ったのに入った意味が無くなった位に汗をかいている。

ていうかしばらく走ったけど、ここ何処なんだ……

さと 💗

…はぁ、現在地調べるか、

まぁよくもこんな無計画で突っ走ってたこと。 俺アホだな

調べようとしたその時、

ゆかり

ちょいちょい!どこ行く気なの!

その声が聞こえた。 間違いない。ゆかりの声だ。

さと 💗

ああ、ゆかり。

ゆかり

ああ、ゆかり。じゃなくてね!?
も〜どこ行く気だったの。

さと 💗

ここら辺あんまり来たことないから。

ゆかり

ならそう言ってくれれば迎えに行ったのに……

さと 💗

流石に元カノとはいえ女の子に迎えにこさせるのはね。

そう言い、少し笑うとゆかりは目を逸らし「まぁ、行くよ。」と言い俺の腕を引っ張った。

さと 💗

ちょ、話を聞くために来たんだけど。

ゆかり

外で話すよりカフェとかで話した方がいいでしょ。

そう言いドンドン進んでいく。 俺は腕を引っ張られているのが嫌で 「ちょ、分かった!着いてくから離して。」 といった。

するとゆかりは俺の方を見て 「わかった。」 そう言い素直に手を離した。

俺はゆかりの横を歩くことにした。 2人で並んで歩く。

さと 💗

…は、この病院…

ゆかり

どしたの?

さと 💗

……今カノが…入院…してるとこだよ。

ゆかり

え、お見舞い行かなくていいの?

さと 💗

……いいよ、昨日会ったし。

お見舞い行かなくていいの?という言葉に対し俺は嘘をつく。

会いたいけど、会いたくないから。

病院を通り過ぎたあと。 ゆかりは本当に良かったの?と言いたげな目で俺を見る。

ゆかり

……。

でも俺はそんな視線に気づかないふりをした。

さと 💗

(気づいたらダメだから。)

気づいてしまったら俺がゆかりの前で壊れる。 ゆかりに当たってしまう。

さと 💗

(それだけは、ダメだ。かっこ悪い。)

ゆかり

……カフェもうすぐ着くから、そこで話すね。

さと 💗

…ん、わかった。

無言で歩く。

ゆかりの横を歩くのが何故か嫌になって、だから少し後ろに行って歩いた。 少し泣きそうになる顔を隠すため顔を下に向けて。

ゆかり

ここだよ。

そう言われ俺は少し顔を上げる。

すると赤い屋根のオシャレなカフェが見えた。

ゆかり

ここ、お気に入りなんだ。

そう言いふわっと笑った。

さと 💗

…オシャレだね、ここ。

ゆかり

でしょ?ここのパンケーキ美味しいんだよね。

そう言いゆかりはアンティーク調のドアを開け、中に入っていく。

「いらっしゃいませ〜」 という言葉が俺の耳に届いた。

そのあとゆかりが定員に何かを言っていたが俺は気にせずスマホを見ていた。

そして俺たちは定員に案内され個室に行った。

さと 💗

個室……。

ゆかり

個室の方が話しやすいでしょ?

どうやら個室だったのは彼女なりの気遣いだったようだ。

そして俺らは椅子に腰掛けた。 その時俺が思ったのが。

さと 💗

(改めてよく見るとゆかりすんごい大人っぽくなったな。)

俺と付き合ってた時は可愛らしく小動物みたいでまるで量産型だったのに今はすごい大人っぽい感じだ。

ゆかり

まぁ、なんか食べよ〜。
ちなみに私のオススメはこのいちごが乗ってるふわふわパンケーキ。

さと 💗

じゃ、俺もそれでいいよ。

ゆかり

りょーかい。

そう言いゆかりは定員を呼ぶと手早く注文した。 慣れてるな。

ゆかり

……さて、私の話を聞いてくれる?

さと 💗

うん。

さて、一体なんの話なのだろうか。 そう思いゆかりをみるとゆかりは俺を見て口を開く。 そこから出てきた言葉は、

ゆかり

…すんごいくだらないけどね、男の人へのプレゼントって何がいいのかな。

さと 💗

……は?

まさかの予想斜め上を行った。 なんだそのくだらないこと。はっきりいって俺を呼ばなくても良かっただろ。

ゆかり

いや、だって…一人じゃ選べないからさと 💗に着いてきてもらおうと思って呼んだ。だから来てもらったの。

さと 💗

まじかよ、お前…

くだらな過ぎて少し呆れたがそれと同時に何故か安心もした。

ゆかり

…ま、まぁ!ということなんだよね!
だから一緒に買い物着いてきてくれない!?

お願い!! そう言いながら俺に手を合わせてお辞儀する。

さと 💗

はぁ、わかったよw

ゆかり

ありがとっ!

俺がわかったよと言うとゆかりは笑顔でありがとと返事をし、スマホをいじり始めた。

俺はそんなゆかりを見て少し苦笑しパンケーキを待っていた。

お待たせ致しました〜。 という言葉と共にパンケーキが運ばれてきた。

さと 💗

おぉ…すご…。おいしそ。

ゆかり

じゃあ、食べよ!!

さと 💗

う、うん。

さて、今更だが俺はなんて馬鹿なんだ。 朝お粥ぐらいしか食べれなかったのにパンケーキなんて食べれるのか? しかもこのパンケーキ甘そうだし…。なんか……大丈夫なのか…食べれるのか…俺。

そう思い目の前にあるパンケーキを見つめる。

ゆかり

…食べないの??

ゆかりはパンケーキを食べていた口を止め俺にそう問う。

さと 💗

あ、いや…食べるよ。

ああ、もうどうにでもなれ。 そう思い俺は目の前にあるパンケーキを1切れ口に入れた。

…!? 美味しい。しかもめっちゃ甘そうだなと思ったけどそんなに甘くなく程よい甘さだ。

しかも、しかもだ。めっちゃふわふわしていて口で溶ける感じだからさらに食べやすい。 これなら、食べれるかもしれない

さと 💗

ご馳走様でした。

ゆかり

ご馳走様でした〜。

あの後何とか食べきることが出来た。

ゆかり

さ、いくよ!!

さと 💗

はいはい。

そういい俺が会計をしようとするとゆかりが俺のことを止めた。

ゆかり

ちょ、私が払うから!

さと 💗

いいよ。こんぐらい払わせて。

さすがにここまでされるのには抵抗がある。

だから俺は無理やり金を払った。

ゆかり

えぇ…。

さと 💗

大丈夫だから。

ゆかり

そ、そう?ごめんね?

さと 💗

うん。大丈夫

俺はそういい外に出た。

さと 💗

さ、行くか。

ゆかり

うん!

そう言い足を前に踏み出した瞬間。

さと 💗

…!?

ゆかり

え!!?さと 💗!?

転けそうになり慌てて手を着く。

ゆかり

ちょ、大丈夫?

さと 💗

あぁ、うん。大丈夫。

そう言い立ち上がろうとすると目眩が起こる。

しかも吐き気も襲ってくる。 立てない。

ゆかり

…と!?……と!

ああ、やばいな。 ゆかりの声が遠く聞こえる。

俺はぼやけた目で焦るゆかりを見ながら倒れた。

その時に♡がいる病院から連絡が来てると知らずに。

さぁさぁさぁ!

なんでかストーリーを更新したくなったので更新したよ!!

てかこのストーリー見てくれてる子いるのかな。

そう思うと…うう( ´•௰•`)

あと必読の所ではーと押してくれたりコメントしてくれた子ありがとね〜!

私は辞めないよ〜!

てかね、モチベあげる方法思いついた。

次の物語が投稿されるには300はーとされなきゃダメっていう!()

いいじゃんこれ!()

今回からね! 以上おつマロでした〜!

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コメント

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これからどうなるのぉぉぉ

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すぅきぃ

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