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りずむ

こんにちは!

りずむ

今回は、れるくんの熱中症です!

今日は、こえくんとお祭りに来ている

はぐれてしまいそうなくらい人が、多い

こえ

れるち!あっちのお店も見に行こ!

こえくんは、テンションMAX

でも、れるはだんだん気分が沈んでいっている

なんでかって?それは…

めっちゃ暑いから

れる

はぁ、はぁ…っ

熱中症になったのかもしれない

最初は、大丈夫やったけど

だんだん頭も痛くなってきて目の前が揺れている様に見える

こえ

れるち!早く来て~!はぐれちゃうよ!

そう言って、こえくんが手を繋いでくる

いつもやったら、手ぇ繋ぐなや!って言ってたやろうけど

今は、そんなこと言う元気もない

なんなら、ふらついてたから安定してちょうどいいくらいやった

その時

─ドンッ

れる

っ…!?

誰かにぶつかってこえくんと繋がってた手が離れる

追いつこうと思っても体が思うように動かない

こえくんは、人混みにのまれて見えなくなっていた

さっきかられるち、ちょっと元気がない気がする

なんか、ふらついてるし、いつもよりぼーっとしてる

心配だったから手繋いだんだけど

れるちは、嫌がらなかった

いつもだったら、嫌がるのに

さすがにおかしいと思ってた時

れるちと繋いでいた手が離れるのがわかった

こえ

れるちっ!?

声をかけた時には、れるちは見えなくなっていた

引き返そうと思っても人が多すぎて思うように動けない

こんな人混みじゃ1回はぐれたら合流するのなんてほぼ無理だ

さっき、はぐれたばっかりだから

まだ、近くにいるはず

僕は、人混みの中必死にれるちを探した

れる

こえくんっ…!

必死にそう叫ぶ

でも、こんなに人がいればこの声が届いてる可能性は、低い

ズキズキッ

れる

っ……

体調は、どんどん悪化していく

近くの壁にもたれかかった

視界が揺れている

少しでも動けば、倒れてしまいそう

─ドンッ!

また、誰かとぶつかってしまった

倒れそうになるのを何とかこらえる

おっさん

いってぇなぁ!

その後聞こえてきたのは、男の人の不満そうな声

さっきぶつかった人だ

れる

…ごめんなさ─

おっさん

慰謝料払って貰わねぇとなぁ!

謝る前にそんなことを言い出した

…めんどくさい事になった

今は、もう追い払う気力もない

おっさん

今、金いくら持ってんだよ?出せ!

今にも倒れそうだと言うのに

そんな要求をしてきた

そんな時

こえ

れるちっ!

ずっと探していたひとの声が聞こえた

こえくんは、状況を察知したかのような顔をして

こえ

…何か用ですか?

れるを守るように前に立って言ってくれた

おっさん

こいつが、ぶつかってきたんだよ!

おっさん

だから、慰謝料くれって言ってんだよ!

そう言われてこえくんは、

こえ

…これ、あげます!

そう言って片手にもっていたジュースを押し付けた

おっさん

いらねぇよ!

そう言われたけど、こえくんは

こえ

あげます))圧

キレ気味にそう言った

おっさん

チッ

男の人は、舌打ちをして去っていった

安心したからか足元がふらついてこえくんの方に体が傾いた

こえ

れるち!?

れる

はぁっ、はぁっ…

視界がさっきより、激しく揺れる

思わず目を閉じた

こえ

れるち、歩ける?

無言で首を振った

こえ

じゃあ…

こえくんが、れるの事をお姫様抱っこした

さっきより少なくなった人の間を通り抜けていく

こんな状況なのに、恥ずかしくなってしまった

いつの間にか眠ってしまっていた

涼しい風が体に当たる

目眩と頭痛は、治っていた

こえ

れるち、大丈夫?

れる

大丈夫…ありがと…

そう言うとこえくんは、安心したように頬をゆるめた

こえ

体調悪いなら言ってくれたらよかったのに!

れる

心配掛ける思たし…

こえ

言ってくれないほうが心配なの!

れる

ごめんって!つぎから言うから!

こえ

約束だからね?

れる

わかった!約束な!

涼しい車の中で

こえくんとそう約束した

りずむ

終わりです!

りずむ

お願いなんですけど…

りずむ

誰かリクエストください!

りずむ

お願いします!

りずむ

おつりず!

この作品はいかがでしたか?

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