心霊

あれは、私が小五の校外旅行の時です

皆が静寝するのに

私だけが起きていた時です

その時は深夜の2時で

絶対に誰も起きていませんでした。

私は突然トイレに行きたくなり、

寝室から出ました。

その時には何も見えませんでした。

しかし、

私がトイレから出る途中

大きめな部屋があるのですが、

中心にぽつん……と、

白い服の着た女の子が

立っていました。

私は思わず目をこすり、

もう一度その中心を見ました。

ですが、その中心には誰もいなかったのです。

私は鳥肌が立ち、

急いで寝室に戻り、

敷布団の中に入りました。

私は目をつぶり、

私は何も見ていない。

私は何も見ていない……と、

何度も、何度も

心の中で唱えていました……

少し落ち着き、天井を見るような形で

目を開けると、

その少女が私を睨みつけていました。

私は極度の金縛りになりました。

体が動かず、

体験のした事の無い寒さが 感じました。

10分ほど経ち、

金縛りは解けました。

私は起き上がり、

天井を見上げますが、

何もいませんでした。

私はそのまま眠り、

朝になって、

その事を一緒の部屋にいた

友達に話しました。

友達は、信じてくれませんでした。

その日に友達から聞いたのですが、

友達が途中、2時ぐらいに起きた時、

私は、眠っていたそうです。

では、あの時に見た少女は

一体誰で

何だったんでしょうか……

PS

これはフィクションではありません。

実際に起きたことなので、

皆様もお気をつけください。