死ぬ
どんなにいじめられていても 思い浮かばなかった
でも、今は、 それが希望の言葉にしか聞こえない
一段一段ゆっくりと 階段を上がってく。
黒川 朝日
着いたら私は、 落下防止の柵に足をかける
セーラースカートの裾がひらりと揺れる。 清々しい空 大きな雲
私を阻むものは、何も無い。
自由な世界
ふと、頭に彼の顔が浮かんだ
彼の、悲しそうな顔 私が死んだらどんな顔をするんだろう
黒川 朝日
黒川 朝日
黒川 朝日
私は、ゆっくりと目を閉じた
目から涙が零れる
そして体から力を抜いて
???
後ろから誰かに手を掴まれ抱き寄せられた。
涙で滲んだ視界でゆっくりと後ろを向いた。
驚いた。
そこには、焦った顔をしたりーぬくんがいた。
黒川 朝日
黒川 朝日
彼は、肩で息をしていた
柚木 莉久
黒川 朝日
柚木 莉久
黒川 朝日
黒川 朝日
黒川 朝日
黒川 朝日
柚木 莉久
柚木 莉久
彼はまた、私をギュッと抱き寄せた
柚木 莉久
涙がピタッと止まった
私は、後ろを向いた。
私のことを一直線に見つめる彼がいた。
また、涙が零れた。
体からまた、力が抜けた
そうすると彼は、小さな体で私を持ち上げ
地面に下ろした。
柚木 莉久
私は、コクっと頷いた。
そうすると彼は、「よかった」と笑顔で言った。
彼がもし、私を止めてくれなかったら
もうこの笑顔を一生みれなかったのかもしれない
そう思うと涙が止まらなかった
柚木 莉久
黒川 朝日
柚木 莉久
柚木 莉久
柚木 莉久
黒川 朝日
黒川 朝日
黒川 朝日
もう何も怖くない
こんな誤ち二度と起こさない
もう逃げない
闘うよ
……To be continued
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