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落ちてた恋

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落ちてた恋

3 - 落ちてた恋

♥

304

2019年06月29日

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○○目線

○○

これ、、ありがとう

紫耀

ん?、あ~やっぱぶかぶかだね

ご飯も食べさせて貰ったし (しかも美味しかった)、お風呂も先に入らせてもらったし 私は何も持ってきてないから 勿論服は例外ではなくて。 紫耀君のスエットを借りたけどブカブカだ。

紫耀

ん、ここ座って

心地よい風が吹く

○○

自分で乾かすよ…?

紫耀

んー今日限定です(笑)

紫耀

…熱くない?

○○

ん…ありがとう……

まるで子供扱いされてるみたい。 だけど全然嫌な気はしなくて。

紫耀

そういえばさ、バック持ってなかったよね?

○○

…うん…何も持たずに出てきた…

紫耀

え!じゃあスマホも?

○○

うん……ごめんね……

紫耀

…あ、あ〜そんな顔しないの
…ね?……ネットでごめんけど好きなの、買って…?

彼のスマホが渡された

○○

こちらこそごめんなさい、色々と

紫耀

はい、謝るのも禁止。
俺が連れ帰ってきたんだからいいの

私は小さく頷くと彼は私の頭をまた、よしよしするとお風呂に向かった とりあえず必要最低限の数だけ パジャマとワンピース何枚か。 あ、あと下着ぐらいかな。 なんとなく家を探索してみる ソファーにテレビ、高そうなものばかりだ。 大量のサングラスやブランドの服、 時計。 彼は、何をしてる人なんだろう。

紫耀

あ、○○〜何してんの〜?

○○

えっあ、紫耀君はやいね

紫耀

まぁ男だからね

紫耀

で、何してたの?

○○

……っと私、ほんとにここにいて大丈夫なのかなって

紫耀

……んーなんで?

○○

同情、してくれたのかなって

紫耀

…ね、こっちおいで……ん、ここ座って。
………いい?○○はなんにも心配しなくていいからね。

○○

……でも

紫耀

ただ、ね。俺の仕事結構忙しくて、、、帰るのは遅いし、朝は早いし。でも、そのおかげでそのーいやらしい話だけどお金はあるよ……なんて、

○○

ふふ(笑)

紫耀

あ、笑ったぁ!(笑)
ね、好きなだけいればいいから

○○

紫耀君ありがとう!

紫耀

どういたしまして!
俺、今日はソファーで寝るから○○はのベッド使ってね

○○

っや、だ!それはダメだよ、私がソファーで寝る!

紫耀

いいの、今日疲れたでしょ?

○○

でもっ!

紫耀

っもーお兄さんの言うこと聞くの!

ベッドに連れていかれた 確かに…。 お金があると言うだけあってベッドの大きさは実家と同じぐらいの大きなベッド

紫耀

このベッドで大人しく寝ててね

○○

……明日は絶対ソファーで寝るから

紫耀

はいはい(笑)……おやすみ

○○

おやすみなさい

彼の癖なのだろうか。 私の頭をポンポンして髪をくしゃっと してからリビングに向かっていった 好きなだけと彼は言うけれど。 私は全くあの家に帰るつもりはない訳だし、でもそれは色々な意味で紫耀君の負担になる。 いつかは必ずこの家を出る時が来る。 言わば期限付きの同居生活。

翌朝、かなり早くに目が覚めてリビングに行ったけど____本当にもう、彼の姿はに無かった

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