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作者
ピコンッ🎵
樹
ぼーっとする頭の中
床に手を伸ばし、スマホを探る
カーテンの隙間から差し込む 日差しが目に刺さるようだ
昨日はどうしたっけ…
女
女の声がして
しびれた左腕、横から覗く愛らしい瞳
白い肌、ウェーブかかった栗色の髪
酒の匂いに混じる甘い香水の香り
どうやら
またやってしまったらしい
女
その女は布団を剥ぐと
俺の上で、いやらしく体を撫でる
樹
樹
女
樹
樹
樹
女を避けると、床に落ちている下着を着ける
女
女
女
盛大に騒いだかと思えば 早々と着替え、部屋から出ていく
樹
最近はこんなことばかりだ
ひどく酔うと、誰でもいいから人肌を求めてしまう
それが、あの子だったらどんなにいいんだろう…
江名子
いつもの喫茶店に入ると
俺を見つけた瞬間に、笑顔で手を振る彼女
樹
江名子
江名子
俺が彼女から呼び出しされる時。
それは決まって恋愛相談だ
樹
樹
江名子
樹
店員さん
江名子
黒い珈琲が置かれると、目の前でキラキラと輝いている。
香ばしい匂いに耐えきれず、手に取ると一口すする
江名子
樹
こんなに美味しい珈琲を、危うく 吹くとこだった
樹
江名子
江名子
樹
江名子
江名子
頬を膨らませ、うつ向く彼女
よせ…
勘違いするだろ…
樹
江名子
樹
樹
江名子
江名子
樹
江名子
樹
俺は仕掛けてみた
樹
樹
"遊び"という名の"デート"を
江名子
樹
江名子
誘いに乗った…!
樹
樹
江名子
江名子
思わず心の中でガッツポーズをしたが
悟られないように、ポーカーフェイスを装う
樹
樹
樹
江名子
樹
江名子
樹
樹
樹
なんつって、絶対俺に向くように 仕向けてやるけど
江名子
江名子
江名子
樹
江名子
江名子
満面の笑みでそんなことを言う
罪な彼女
樹
好きじゃなかったらどんなに 楽だろうか
江名子
江名子
俺は、どうしてもこの子を 手にいれたい