10月31日、ハロウィン
亮太
そういえば今日ハロウィンか〜
美優
お兄ちゃん!
美優
トリックオアトリート!
美優
お菓子ちょうだい!
美優
お菓子!はよ!
亮太
うるさいのがきた…
亮太
いや、もってないよお菓子なんか
美優
えーー
美優
お兄ちゃんさぁ…
美優
可愛い妹にいたずらされたいからって嘘つくのは良くないよ?
亮太
は?可愛い妹なんていませんけど?
美優
ひどー!
美優
もうお母さんに言いつける!
亮太
それはやめれ笑
亮太
こんなんでお母さん呼ばれたら命がいくつあっても足りないよ
美優
お兄ちゃん、いまはお母さんに合わせる顔がないもんね!
亮太
まあな…
亮太
言っとくが美優も同罪だからな?
美優
えー!私は違うよ!
美優
けど今日はハロウィンだし、お母さんこっち来ちゃうかもよ?
亮太
それはこまるなぁ…笑
美優
でも、やっぱりお母さんにも会いたくなっちゃったな…
亮太
もう寂しくなったのか?笑
亮太
だからあの時おれじゃなくて、お母さん達について行けばって言ったのに
美優
いや、それはさぁ〜…笑
美優
あの状況じゃ言えないよ
亮太
たしかにな
亮太
まあ、どうしても会いたくなったら会わせてあげるから言えよ
美優
え、どうやって会いにいくかにもよるけどね
美優
どうせなら楽なのがいいよ〜
亮太
いやいや、母さん遠いところにいるんだからそうはいかないよ
亮太
まあでも、どうせ会うなら母さんと同じで
亮太
亮太
刺し殺してあげるからさ