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am9:00 スマホから聞こえる鳥のさえずりより小さい俺の目覚ましで目が覚めた。
カケル
あの後、カヤ達と夜更け過ぎまで飲んでいた。あの訳の分からない空気で話すには酒が入らないと会話が回らない。
カケル
カヤと初めてあったというあの男 カヤと出会うまでの経緯 カヤとどんな話をしていたのか あらましは聞いたが、なんともまぁ…
カケル
いつまでも考えていても仕方ない と、思いつつも今日は土曜。 特にすることもないので、水を飲んで二度寝でもしようかと思っていた。
カケル
カヤ
カケル
俺は慌てて身支度をしながらカヤに返信した
カケル
カケル
スマホをベッドに放り投げ、コップに入れた水を飲み干した俺はシャワーヘ向かった。
カヤ
カヤ
カケルにわがままを言ったのはあたしなんだ。あたしの都合で振り回すより、カケルに振り回されたい。 そうあるべきだと思う。
とはいいつつ。飲みすぎた昨日の記憶は曖昧で、でもあたしの中にある気持ちはハッキリしていた。 モヤがかかる昨日の記憶の、そのモヤを落とすように肩にかかる髪まで熱いシャワーをかぶった。
カヤ
とはいえ、カケルに会うんだ。 手は抜きたくない。 メイクをしっかりと落とし、奮発した勝負日用のシャンプーを泡立てる
カヤ
お気に入りのシャンプーの香りに癒されながら昨晩のことを考えていた
カヤ
カヤ
カヤ
カヤ
髪を洗い流し、身体を洗っていると ふと自分の胸に目がいった
カヤ
カヤ
胸の上で寝そべる泡に目掛けて強めのシャワーを流し、整えて浴室を出た。
カヤ
カケル
カヤ
カケル
二時間で拵えたと言うにはあまりに 綺麗なカヤに魅入っていたが、 バレたくなくて目を逸らした。 夏らしいパステルブルーのシースルー トップスに膝にかかるくらいの 白のレーススカート。 いやらしい格好では無いはずなのに、 スタイルが整ったカヤが纏うと 昼の街を艶やかに彩った。
カヤ
カケル
カヤ
カケル
カヤ
夏の日差しが暑すぎたせいか、俺もカヤも火照っていた。照り返すアスファルトの熱気よりも今はカヤといるこの時間に胸が焼かれそうになっていた俺は、御託を並べつつも自分もとやかくバカに出来ないほど純粋で初心であることをカヤに思い知らされた。