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日付感覚狂ってて更新日1日ズレましたごめんなさい!!! 今回いろんな立場で主要メンバー全員動いてるから…把握が……( ´ཫ`) 頑張ります…… 次回もよろしくお願いします!
黒夜
前の――200年以上前の時とは 全然違う
その冷たい諦めを含んだ声に
一瞬 呼吸を忘れる
白來
黒夜
白來
黒夜
黒夜
黒夜
白來
黒夜
白來
黒夜
黒夜
黒夜
白來
黒夜
“拒絶”の意思
それをハッキリと感じて 白來は言葉を飲み込んだ
まだ何か 訊ねたいという表情の白來に
背を向けて
黒夜
黒夜
黒夜
黒夜
黒夜
去ろうとすると 袂をグイと引かれる
黒夜
白來
黒夜
白來
白來
黒夜
わかってはいた
入る余地なんて無いんだと
否、そもそも 入る事など不可能だと
白來
幼い頃を 共に過ごしてきた存在は
戸惑ったように 頭を下げた
黒夜
黒夜
自分はあと何度 白來にこの言葉を言って
帰ってこられるだろうか
もうあの頃とは違うことなんて わかりきっている
それでも
欠片にも満たない希望論に 縋ってしまうのは
きっと――
形代に呪力を込めながら 小さく唱える
雪
雪
雪
元々白い肌は より白く、
汗が頬を伝う
もう何度も 式神を作り出しているが
一向に 白來は見付からないままだ
雪
乱れかけた息を整え 1度目を閉じる
雪
雪
雪
技術は明衡のそれよりも 勝ると言われたが
呪力の量は 圧倒的に雪の方が少なかった
これまで 技術で補っていたのだと痛感する
もう1枚 形代を手に取り
呪力を込めようとして 気が付いた
雪
雪
雪
一生全部 愛すると言った
その時の白來の 幸せそうな表情が浮かぶ
それと同時に
???
???
???
あの時の
突き付けられた言葉も
白來
白來
あの時の
無意識に発していた 白來の言葉も
雪
もう二度と使わないだろうと 思っていた、
仕舞ったままの札の束と
作ったばかりの薬を持ち
小刀は迷った末に 持って行くことにして
外に出る
雪
雪
雪
雪
雪
雪
雪
呟いて
雪は歩き出した
陰陽師
陰陽師
化野明衡
陰陽師
化野明衡
フヅクエ 文机を指で
トン、と叩き
明衡は目の前の陰陽師から 興味無さげに視線を外した
化野明衡
化野明衡
化野明衡
陰陽師
陰陽師
化野明衡
陰陽師
化野明衡
陰陽師
化野明衡
化野明衡
化野明衡
化野明衡
化野明衡
化野明衡
化野明衡
陰陽師
化野明衡
化野明衡
陰陽師
化野明衡
陰陽師
化野明衡
化野明衡
陰陽師
報告に来た陰陽師の気配が 遠ざかったのを感じ
ゆっくりと目を閉じる
化野明衡
化野明衡
第15話【欠片にも満たない】
続く