類
おはようございます!
冬弥
おはようございます、
モブ
あれ?今日はお2人一緒なんですね
モブ
バカ!昨日泊まるって言ってたじゃない!
モブ
あ、そっか
モブ
それよりあんた大丈夫なの?
モブ
社長と朝まで飲んだって……
モブ
いやー、俺酒強いから。
モブ
余裕だったよ。
モブ
ふーん。
司
…冬弥、
モブ
あ、社長
司
昨日類が泊まりに来たって?
冬弥
ええ。ヴァイオリンの事で、少し。
類
お世話になりました( . .)"
司
俺だって類に泊まりに来て欲しい!!
冬弥
あーそうだったんですかー(棒)
冬弥
(仕事しよ)
司
ということで、類。
類
な、なんでしょう…?
司
今日は会社サボるぞ!
類
…え?
冬弥
社長?
冬弥
仕事ありますよね?
司
そんなの後だ後
類
えっと、僕も仕事ありますし…
モブ
私がやっときますよー
モブ
社長ー給料上げてくださいねー
司
おお。任せろ
司
よし。許可ももらった事だし
類
え、本人の許可は?
司
いらん
類
(いるだろ)
類
(自分勝手な人だなぁ…)
司
類。
類
え
司
行くぞ
類
(ちょっと待ってホントに行くの?!)
類
クレープ屋?
司
ああ、好きなもの頼め
類
えっと…何しに来たんですか?
司
類とデートに
類
デートって…
司
お、これとか美味そうだな
司
類は、どれがいい?
類
うーん、じゃあ、アレ
司
よし。アレだな
司
すみません。コレとコレ、ください
類
(店員さんもこの人が社長だとは思わないだろうな…)
類
(だって平日の真昼間だし)
司
類、はい
類
あ、ありがとうございます、
司
ん…美味いな、これ。
類
(美味しいけど…)
類
あ…社長クリームついてます
司
ん?
類
(なんか…子供みたい)
司
どこだ?
類
あー、そこじゃなくて、もうちょっと右…
類
もう。ここですよ、(手でクリームをとる
司
お、ありがとう…
類
全く…ペロッ(手についたクリームを舐める
司
?!
類
?
司
お前な…
類
社長?食べないんですか?
司
食べる…食べるけど、、
司
(エロい!!!)
類
んー!甘いものも久しぶりだと美味しいですね!
司
そ、そうだな…
司
(なんか俺だけが意識してるみたいで…悔しい、、)
司
(ま、可愛いからオールオッケーか)
類
次どこ行くつもりなんですか?
司
ん?ああ、そうだな、、
司
とりあえず歩くか
司
お前の行きたいところならどこでもいい。
類
えぇ、僕ですか?
司
ああ。
類
うーん、じゃあ…
〜〜〜〜〜〜〜w
類
(ん?この声…)
元旦那
次どこ行きたいー?
類
げっ…アイツだ、、
司
類?どうした?
類
い、いえ…なんでも、、
元旦那
ん?あれは…
元旦那
類さん…?
類
……人違いです、、
元旦那
いやいや、違わないでしょ
元旦那
こんな所で何してるんですか?
類
あなたには関係ありません
類
お引き取りください
元旦那
せっかくだし、ちょっと話さないか?
類
…隣の女の子はどうするの
隣の女
え〜?何の話するの〜?
元旦那
ちょっとね
隣の女
というかあの子誰〜?
隣の女
何人目の彼女さん〜?
類
何人目って……
隣の女
というかあの子男の子じゃん
元旦那
そう。アイツ同性愛者なんだって
隣の女
ええ……マジで言ってる?
類
…っ、、
司
…失礼します。
元旦那
あなたは?
司
私、神代類さんとお付き合いさせていただいている、天馬司です。
元旦那
お付き合い?
司
ええ。あなたが類とどのような関係だったかは存じ上げませんが、今は俺が類の隣にいるので。
司
お引き取り願います。(^ ^)
類
(社長……)
元旦那
へぇ…新しい彼氏さんね、、
元旦那
ソイツ被害妄想激しくて自分の事しか考えない最低なヤツですよ。
司
ほぅ。ご丁寧にどうも。
元旦那
だから、ソイツと付き合ってもこっちが痛い目見るだけですよ。
元旦那
早めに別れる事をオススメしまーす
隣の女
え〜ひっどーいw
類
っ……
司
…そうですか、
司
あなたの戯言には興味ありませんが、お陰で類の事をもっと知りたいと思いました。
司
ありがとうございます。(^ ^)
元旦那
はぁ?
司
俺たちはデートの途中ですので、ここら辺で失礼します。
元旦那
おい、ちょっと!
隣の女
ね〜もう行こうよ〜
元旦那
ちょっと待ってね、
元旦那
類さん!
類
さ、触らないで!
元旦那
っ!?
類
あなたとはもう、何の関係もない。
類
邪魔しないで!
元旦那
そんな事言うなよ!
類
裏切ったくせに!もう関わらないでよ!
司
…類、
司
行こうか。
類
はい、、
司
あと、そこのあなた
元旦那
なんだよ
司
お前、顔覚えたからな
元旦那
ゾクッ
元旦那
(アイツどこかで…)
隣の女
怖〜い。ねぇあっち行こー
元旦那
あ、うん、
司
類、少し落ち着いたか?
類
は、はい、お陰様で……
司
……話したくないなら、話さなくていい。
司
だが、辛いなら…話したいなら、聞くぞ?
類
……、
類
あ、あの人は…
類
(言ったら幻滅されるかも知れない、、嫌われたくない、社長にまで嫌われたら、、きっと冬弥さんや彰人さんにも伝わる、、嫌われたくない…)
司
…言うのが辛いか?
類
……言えないのが、辛いです、、
司
そうか…
司
今日は、もう帰れ。送るから、
類
え…?
司
俺がいても、休まらないだろうし、
類
(1人にしないで……)
喉まで出かかった言葉を飲み込んだ
類
(こんな事言ったって、迷惑なだけ、)
司
…類?
類
(怖い、辛い、嫌われたくない)
類
(これ以上、失いたくない)
司
類!
類
ハッ、
司
言いたいことがあるなら、言ってくれないと分からない!
司
お前は、言えないままでいいのか?!
類
僕…は、、
類
1人が……怖い、!
司
…よく言えました。
司
それで、俺に何して欲しい?
類
…その言い方はずるい、、
司
ん?言わないと分からないだろ?
類
…
類
一緒に、いて欲しい…
司
…分かった。
司
俺は、お前の気が済むまでここにいる。
司
お前が怖いと思うものから守ってやる。
司
だから……
司
もう、1人で苦しまないでくれ。
類
……、
類
(なんで…社長はこんな優しくしてくれるんだろう。)
類
(僕の知ってる社長は、女好きで、たらしで、自分勝手で……)
類
(どちらかと言うと嫌いなのに…)
類
(こんな優しくされたら、好きになっちゃう……)
続きは500いいね行ったら出します