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ここは動物型人間の国。 この国の人里離れた森では 「はるてぃー」と言う諦めが悪い 人間の男が住んでいた。

はるてぃーは人里離れた森で、 いつも一人で、自由気ままに 暮らしていた。

はるてぃー

ハハッwwおとぎ話じゃないしww

はるてぃーは人間である為、動物型人間達からは恐れられていた…。

人間と言う生き物は普通、 動物を可愛がっている人達もいっぱいいるけど、いじめている人達も いっぱいいるからだった…。

はるてぃー

俺ら、人間はもっと怖いぞ~!

そんな当たり前のような理由で、 はるてぃーは動物型人間達からは 怖がられていた…。

はるてぃー

うん?賞金?

こんな感じではるてぃーは みんなに怖がられながら、森で 一人で暮らしていた…。

そんなある日…

アップル

売らないで…。強情張らないから…。心入れ替えたからお願い…。

妖精型生物達が兵士達に捕らえられていて、みんなそれぞれ、どこかへ売り飛ばされていた…。

アップルと言う妖精型生物も捕らえられていて、どこかへ売り飛ばされそうになっていた…。

アップル

きゃっ!

ついに、アップルの番が来てしまい、売り飛ばされそうになってしまった…。しかし、アップルは檻の中から出た隙を突いて、売り飛ばし現場から逃走した!

アップル

はぁ…はぁ…!痛っ!

はるてぃー

うん?

売り飛ばし現場から逃走したアップルははるてぃーにぶつかった。

アップル

ああ…ひぃっ!

はるてぃー

何だ?

売り飛ばし現場から逃げ出した アップルを追いかけていた兵士達がやって来た。しかし…

はるてぃー

へぇ~、そうなの?一人でやれるの?

はるてぃーの怖さにビビって、兵士達はアップルの事を諦めながら、 逃げて行った。

アップル

一言良いかしら?本当に貴方すごいわ!ただ者じゃないわ!

はるてぃー

俺に言ってるのか?

アップル

貴方に言ってるのよ!さっきのかっ飛ばし、興奮しちゃったわよ!あの威張り腐った兵隊どもに、貴方がガツン!連中お手々繋いで逃げちゃった!いや~最高!

アップル

本当晴れて自由の身だわ!

はるてぃー

なら、仲間の所に行って、自由になった祝杯でもあげろ!うん?

アップル

って言っても、仲間なんていないし。それに一人で戻るなんてごめんよ。そうだわ!良い事思い付いたわ!貴方について行くわ!

はるてぃー

何で俺について来るんだ?

アップル

何でかって言うと…私は一人…。いつでも…一人…。話し合える仲間が欲しい…。

はるてぃー

良いか?妖精さん。この俺がどう見える?

アップル

う~ん…大きいわね。

はるてぃー

違う!俺は人間だ!みんなが人間を退治してしまえって!人間嫌だろ?

アップル

ちっとも。

はるてぃー

本当に?

アップル

本当に本当。

はるてぃー

ええ?

アップル

貴方良い人だもん!名前何て言うの?

はるてぃー

う~ん…「はるてぃー」…。

アップル

「はるてぃー」?貴方のどこが良いかって、あれよ。猫髪が可愛いって所。可愛いわよ!めっちゃキュート!本当イケてる!

はるてぃーとアップルが 歩いていると、そこにははるてぃーの家があった。

アップル

あら!見て!あれ!あんな所に住む人の顔が見たいわ!

はるてぃー

君の隣にいるけど?

アップル

まぁ!良い家ね!おしゃれ!すごい決まってる!

はるてぃーが自分の家に帰宅した後も、アップルはまだはるてぃーに ついて来ていた。

アップル

「入るな」?貴方ってお友達呼んだりしないでしょ?

はるてぃー

紛らわしいのは嫌なんだよ。

アップル

分かるわよ!私もそう!一緒じゃない!しつこく付きまとう人なんて嫌よね!…泊まってて良い?

はるてぃー

ええ?なに?

アップル

お願い!あそこには戻りたくない!私達は厄介者!…って知ってるわよね?そんなの助け合わなきゃ!一緒に居させて!お願い!お願い!

はるてぃー

分かった!もう良い!ただし、静かにするんだぞ。

アップル

まぁ!ありがとう!

アップルははるてぃーの家に 泊めてもらう事になった。はるてぃーは流石にアップルの事を放って 置く事が出来ず、自分の家に泊めてもらう事にした。

それから、二人は静かに過ごした。ところが…

はるてぃー

…?(何だか騒がしいな…。)

家の外から騒がしい音が聞こえて 来た為、ドアを開けると…

はるてぃー

嘘!?何で!?何で…!?

なんと、はるてぃーの家の周りには妖精型生物達がはるてぃーの家の周りを占領していた!

はるてぃー

お前ら!俺の居場所で何やってるんだぁぁぁぁぁぁ!!

はるてぃーが大声で怒鳴ると、家にいたアップルが駆け付けて来た!

アップル

睨まないで!私が呼んだんじゃないわ!

アップルがそう言うと、 妖精型生物達は「そりゃそうさ…。呼ばれて来たんじゃない…。」とか、「僕ら…ここに追放されたの…。」とか、色々言った。

はるてぃー

誰がそんな事をしたんだ!?

はるてぃーがそう言うと、妖精型生物達によると「カールと言う軍師さ…。」とか、「理想的な国を作る為…僕らが邪魔だったんだ…。」とか、色々証言した。

どうやら、妖精型生物達はカールと言う軍師によって、売り飛ばしとして、はるてぃーがいる居場所に追放されてしまったとの事だった…。

はるてぃー

はぁ…。分かった…。誰か知らないのか?カールの居場所。

アップル

はいはーい!はい!私知ってる!

はるてぃー

もっと他にもいるだろ?居場所知ってる子。いないのか?

アップル

はい!私!

はるてぃー

他には?

アップル

はーい!私にしてー!私知ってる!私にして!はいはーい!

はるてぃー

はぁ…。分かった…。そしたら…よく聞いて!可愛い妖精さん達!

はるてぃー

俺がそのカールに会いに行って、この場所から、ここにいる君達全員、元いた場所に帰してあげる!

はるてぃーが「元いた場所に帰してあげる!」と宣言した事で、カールによって、追放されてしまった妖精型生物達は大喜びした。

はるてぃー

君、俺と一緒に来い。

アップル

やったわね!そう来なくちゃ!はるてぃーとアップルでハラハラドキドキの大冒険に出発よ!

こうして、はるてぃーはアップルを連れて、妖精型生物達に見送られながら、旅に出るのだった。

妖精型生物達を元いた場所に 帰して、自分の居場所を返してもらうようにカールと交渉する為、 大冒険に出発するのだった。

諦めが悪い猫髪の人間

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