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テラーノベル(Teller Novel)

黒尾 風雅

、、、

黒尾 鉄郎

、、、

黒尾 風雅

、、、体育館、

黒尾 鉄郎

黒尾 風雅

、、、行ってくる

黒尾 風雅

ここ、、人数少なくなったら教えて、

黒尾 風雅

第2体育館に居る。

黒尾 鉄郎

へ~い

黒尾 風雅

優生、第2体育館行ってくる

芝山

それなら一緒に行きますよ?

黒尾 風雅

、、、いや、いい

黒尾 風雅

ゆっくりご飯食べてからにして

芝山

分かりました!

バレーは一度やめたからもうやらないと言ったはずだ

けど、

何処かに本当にそれでいいのかと悩む 毎日

そろそろ自分の気持ちと向き合わなければならない

バレーをやりたいのか やりたくないのか

学校に行くのか、行かないか

人と話すことを避けるのか 避けないのか

こんなに弱い俺には決められない事だ

自分が怖い

何も決められなくて

何も出来ない自分が怖い

中学の頃、嫌いになった体育館

聞くのが嫌になったボールの音

聞きたくもないシューズと床が擦れてなる音

この体育館には自分1人だけ

一度嫌ったバレーボールと向き合うチャンスかもしれない

改めて持った高校生のボールは中学ほボールより重く

大きさが変わっていた

黒尾 風雅

、、、シュルルルッ

取り合えずボールの感覚を掴むために手の中でボールを回した

このボールを使ってバレーをしていた自分を想像すると曖昧な気持ちになった

バレーをしてみよう

怪我が怖い

でも大好きだったバレーをもう一度したい

けど、バレーはやめた

やらないと決めた

じゃあ何でここに来た?

暇だったから?

いや、違う

大好きだったバレーをもう一度やってみたいからなんだ

でも、一緒に出きる人がいない

2人じゃなきゃ何も出来ない

黒尾 風雅

サーブ、、、か、、

一番好きだったプレー

1番目だって試合の一番最初に注目されるプレーで

サーブは個人技だから周りに合わせなくて良いプレー

試合に出して貰えないんだったらこれを磨けばいいと思ったから

黒尾 風雅

、、、キュッ

ちゃんと助走距離も覚えている

俺はスパイクサーブじゃない

ジャンプフローターサーブだ

黒尾 風雅

ほっフワッ

黒尾 風雅

キュッキュキュッッ

黒尾 風雅

ふん"バシッ

フワッ

黒尾 風雅

いい感じだ

古森

そいやっ!フワッ

黒尾 風雅

!?

古森

ナイスサーブ!!めっちゃ取りにくい!

黒尾 風雅

あ、えっ、、と、

古森

お前名前は?

古森

俺、古森元也な!

黒尾 風雅

、、、

このリベロ、ただ者じゃない、、、

もしかしたら、この人とならもう一度バレーを楽しめるかも知れない

黒尾 風雅

黒尾風雅です

古森

黒尾か!

黒尾 風雅

風雅でいいです

古森

マジで?

古森

俺は呼び方なんでも良い!

古森

何年?

黒尾 風雅

2年です

古森

マジ!?

古森

同級じゃん!

古森

じゃあ敬語ナシだな!

黒尾 風雅

りょーかい

古森

あ、あとあのサーブもう1本!!

古森

今のは納得行かないからな!

黒尾 風雅

、、、

黒尾 風雅

わかった

古森

おっしゃ!

黒尾 風雅

フワッ

黒尾 風雅

キュキュッッ

黒尾 風雅

ん"バシッ

古森

ほっ!フワッ

黒尾 風雅

げ、

古森

やっぱ取りずれぇ!

古森

アイツより取りにくいわ!

黒尾 風雅

アイツ、、??

古森

あ、幼馴染みの佐久早ってヤツな!

古森

結構人見知りだけど仲良くしてやってくれ!

黒尾 風雅

が、頑張ってみる、、、

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