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日帝
『亜細亜の狂犬』
と、唄われた極悪非道国家、こと大日本帝国。
この国ではそう認識されているせいか、
会場にいる中国関係の者たちからの視線は冷たい
しかし、そんな事は知ったことではなかった
何故なら、物凄くイラついているから。
我が国を侮辱され、苔にもされまくった挙句、
ご丁寧に此方を馬鹿にするような宴会にまで招待された(無理矢理)
この行為が、どれほどプライドを傷つけてくれたことだろうか
確かに、私のやったことは許されることじゃないし、憎まれるのも仕方ない
だからといえど、過去に雁字搦めにされていれば、国も国で変われないだろう
売られた喧嘩を無視するほど、私は寛大ではないぞ……?
日帝は細く笑む
話を聞いてみれば、公衆の前で長々と非難の言葉に明け暮れるばかり
日帝
逆鱗に触れたことを後悔させてやる
長々とした心情を語っているが、
要するに中国を一発ぶん殴りたいだけである。
日帝は突如動き始めた中国の後を警戒しながら気配を消して追うのだった
どしゃり
重いものが倒れるような音と、
昔、戦場で嗅いだことのある特徴的な匂いが、鼻をくすぐる
日帝
もしや、誰かが出血している?
しかもこの匂いの濃さ、どう考えても尋常じゃない量だ
日帝
日帝は地面を強く蹴り上げ、血の匂う場所へと、
身を乗り出したが
日帝
咄嗟の判断で体の重心を右にずらした
耳を劈くような発砲音と共に力一杯吐き出された銃弾は、
日帝の頬を深く抉り、横の壁に衝突した
しかし、相手は日帝が避けるのを理解していたのか、
日帝が動く前に懐へ潜り込み、鋭く、重い拳を腹にめり込ませた
日帝
蹴鞠が転がるかの如く、身体を跳ねさせるが、
受け身を取り、素早く息を整える
日帝はすぐに体勢を立て直すと、自らを狙った相手を視界へ入れ
日帝
────大きく動揺した
それもそのはず
彼が敬愛してやまない先輩こと
ナチス・ドイツが日帝へと銃口を合わせたまま、悠然と立っていたからである
日帝
いつも見せる柔らかな笑みはなく、冷酷な表情がそこにはあった
そして、そんな彼の下には文句を言ってぶん殴ってやるはずだった中国と、
血濡れたナイフが、仲良く転がっていた
理解するのに時間がかかった
なぜだ?
一体、何が気に食わなかったのだろうか?
楽しそうに笑ってくれた
時代は変われど、あの時のように接してくれた
こんな……敵を見るような瞳ではなく、
仲間として、見てくれた
脳内を、ありとあらゆる思考が駆け巡る
ナチス卍
ぽつり、と先輩は私の名を呼んだ
その言葉からは、何の感情も読み取れない
焦燥感に駆られ、汗で滲んだ刀の柄を、意味もなく握りしめた
日帝
こんな状況に陥っても彼のことを思ってしまう私は、可笑しいのかもしれない
ナチス卍
そういい、ナチスは口角を吊り上げると、容赦無く引き金を引いた
鮮血が舞った
おにぎり🍙
おにぎり🍙
おにぎり🍙
おにぎり🍙
おにぎり🍙
おにぎり🍙
おにぎり🍙
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おにぎり🍙
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コメント
10件
日帝イイイイイイイイイイイイイイイイイイ
いぎゃ…え…ぁ…えぇ…?((( ちょっと…絵が上手いし…展開神だし……ぇ…ちょ、語彙力行方不明じゃないですか((( え…とりあえず(?)完結し終わるまで…いや、完結しても応援させていただきます!!! というか私の為に死んでくれとか…癖に…刺さった…っっ
「アメリカ!好きだ!!!!!!!」と「ナチ&ソ連!おかえり!!!!!!!!!!」のハッピーエンドで終わった第一章に対し、 第二章はどんどん苦しくなっていきますと語る@おにぎり🍙氏。今回、日帝が♡♡♡れそうになった世界は一体…?ナチの意図も気になりますね、次回も楽しみにしています!!