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sho

「泣かないで」 この言葉を言う事は叶わずに、 時は進んで行った。

今まで都合のいい時に遡ったのに、今だけは違う。

ht

ごめん…っ、ごめんね…ポロポロ

sho

なんでひとらんが謝るの…?

俺が…、怒鳴ったから…。

俺の方こそごめん。

そう言おうと思った時。

sho

っ…

また…、

なんで…、?

なんで…っ、

なんで、俺にとってプラスの事をやらせてくれないの…?

マイナスばかり。

あぁ…、ネガティブになっちゃダメ…っ

…もう、

いいや…。

sho

…学校…

sho

おはよ〜!

tn

おはよ。

tn

…ん?

tn

!?

俺の顔を見てすごく驚くトントン。

sho

なんや?俺の顔になんか着いてる?w

tn

い、いや…っ、

sho

…そ。

sho

おはよ〜!

後ろから元気な声が聞こえる。

tn

おはよ。

俺は彼を見ずに返事をした。

彼の顔を見た瞬間、とても驚いた。

いつもより笑顔なはずなのに。

いつもより明るいはずなのに。

黄色の彼は、"怖かった"

目にハイライトなんか無くて。

圧がすごくて。

まるで悪魔に取り憑かれたように。

シャオロンなのに、"シャオロンじゃなかった"

授業中も、彼のことだけで頭がいっぱいで。

自分に何か出来ることは無いのか。

皆、シャオロンが大好きや。

だからこそ、シャオロンの事は気にかけるし、不安になる。

私情に突っ込むのは良くないとわかっているが…、みんなに言うか。

tn

皆〜、話があるから来い〜!

zm

は〜い

ut

んぁ〜?

rb

はいはい。

kn

はぁぁぁい!!

tn

うるさい。

kn

( ´・ω・`)

tn

…皆さ、シャオロンがおかしいと思わへん?

zm

ん〜?

ut

…確かに。

rb

今日のシャオロン、どこか怖かった。

kn

そうやな…、何かあったんやろか?

zm

zm

後、つける?

tn

それは…っ、

ut

少し様子見でいいんちゃう?

ut

今日だけかもしれんし。

rb

そうやな。

rb

ゾム、後つけたいなら勝手にしろ。

zm

えぇ〜…?

皆各々戻っていく。そんな中、コネシマだけはこの場にいた。

tn

戻らんの?

kn

…シャオロン、本当におかしい。

tn

いつもふざけているが、仲間のことになるとふざけなど一切しないコネシマ。

静かで、どこか圧のある声色に驚きつつ、俺は言葉を紡いだ。

tn

やっぱり、そうやんな?

kn

あぁ。

kn

少しは様子見かもしれんが、本気でヤバくなったら。

kn

分かっとるやろ?

tn

…はぁ…

tn

んなもん、わかっとるわ。

kn

さっすが、トントン。

kn

じゃ、解散な。

tn

ん。

一方その頃…

sho

俺は何も考えずに、何か言葉を発することも無く、

頭の中を空っぽにして、屋上から落ちた。

sho

…っ

今の空は、とても晴れていて雲が浮かぶ。

俺の「苦しい」、「タヒにたい」、「辛い」 などの渦巻いた気持ちとは真反対だ。

sho

綺麗…、

俺も…、この空のように明るくて

皆にも明るさをあげれるような

太陽な人だったら…

どれほど良かっただろう。

…まぁ、今そんな事は関係ない。

俺は…、落ちるだけ。

…ねぇ、ひとらん。

嘘つき。

約束、守ってよ…っ

sho

ポロポロ

落ちているからか、涙が上へと上がっているように見える。

初めて見るこの光景。

もう少し目に焼き付けたいなと思いつつ、俺は目を閉じた。

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