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注意書きTheファイナル
家族、親類に対する捏造と自己解釈があります
タグに付けたCP以外のフラグがあります
瑞希は男説を前提にしています
以上が大丈夫な人のみ本編へどうぞ
冬弥の顔合わせ当日
俺は冬弥と共に ホテルのラウンジに居た
青柳冬弥
青柳冬弥
青柳冬弥
青柳冬弥
東雲彰人
東雲彰人
暁山瑞希
暁山瑞希
暁山瑞希
暁山瑞希
青柳冬弥
いかにも高そうで シワなんて一つも無い
クラシックスタイルのスーツに 身を包んで辛そうな顔をした冬弥が
いつもとは別人に見えて どこか遠く感じる
いや、きっとこの姿が 青柳冬弥としては正しいのだと
頭では分かっているはずで 最初から知っていたのに
俺は今すぐにでも 俺の隣で歌う姿の冬弥に
派手なストリートファッションで 楽しげに笑う冬弥に会いたくなった
青柳冬弥
青柳冬弥
暁山瑞希
暁山瑞希
青柳冬弥
東雲彰人
一歩、また一歩と 冬弥が俺から離れていく
顔も名前も知らない どっかの誰かさんの元へ行ってしまう
俺以外の、誰かのものになって 正しい道にまた戻される
そして、また冬弥は あの日みたいな顔をするんだろうか
俺を、ココに置いていって 冬弥だけ先に進んでいくのなら……
暁山瑞希
暁山瑞希
暁山瑞希
暁山瑞希
東雲彰人
暁山瑞希
暁山瑞希
暁山瑞希
暁山瑞希
自分の感情に追いついた思考が 警報を鳴らし続ける
やめろ それ以上言わないでくれ
俺は、冬弥の相棒だから 小柄で可愛い女の子ではないから
だから、俺は アイツを手に入れてはいけないんだ
だって俺じゃ 冬弥の身内に認めてもらえない
そうして、なにかに釣られるように 階段を上りきった冬弥を見る
どうか、気づかないでくれ 浅ましくも愚かな俺の視線に
だが、神様に祈りを捧げる信者 のような気持ちは裏切られ
冬弥が俺に目線を返して 上から微笑みかけてきた
冬弥の唇が 音も出さずに動く
あ・き・と
す・き・だっ・た
ほんの少しだけ、微かに 冬弥の声が聞こえた気がして
俺はその場で固まった
あぁ、そうか 冬弥はもう理解していたのか
自分が相棒に向けている気持ち その名前がなんなのかを