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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

三月

…おり、いおり、一織!?

一織

すみませっ、あっ、兄さん!?

三月

どうしたよ、ぼーっとしちゃって。最近ぼんやりしてるだろ。どうした。なんか悩み事か?

何気なく聞くと一織はぎゅっと目を瞑った。

三月

どうした?どっか痛いか?あっ、気持ち悪い?

一織

い、や。違…くて

「あの時の事を…たまに思い出してしまうんです」

聞かなきゃ良かったかもしれない…

大丈夫だぞ、なんて気安く言えない。

大丈夫なんて身を伴わらければ、気休めにもならないんだから。

「そっか」と言って背中をさすることしか出来ない自分が惨めに見える。

一織があまり気にしなければ良いけど…コイツに至って気にしないは多分無理だ。

ごめんな。なんにも出来ない兄ちゃんで

中学生だった一織に、後ろから呼ばれたような気がした

木漏れ日を辿って―

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