?
陸
…ん?
陸
一織がこんな夜中に騒ぐ訳無い…けど…
絶対一織だ。
一織の部屋の扉を勢いよく開けるとバンッと扉が壁に当たり、一織の身体が大きく跳ねた
陸
一織
陸
一織
陸
入って来てすぐに一織に拒絶され少し傷付いたがもう2時半か…
みんな明日も仕事だし起こしてしまったら一織はきっと責任を感じてしまうだろう。
何でパニックを起こしているのかはわからないからどんな対応を取ればいいか分からない。
俺拒絶されてるし…
「大丈夫だよ〜」とゆっくり近ずくも一織は「嫌だ。来ないで」の繰り返しだ。
どうしよ…
息ずかいも段々荒くなっている。
一織の口から「嫌いだ」の声が飛び出す。
俺にじゃないのか俺になのかは分からないが真に受けてしまう言葉だ。
一織はきっとそんなこと言う奴じゃ無いのに…
遂に過呼吸になり始めた一織の背中を摩りたいが一歩ずつ近ずく度に一織の目から流れる冷たい涙が「来ないで」を表している様でこれ以上近ずけない。
陸
一織
「嫌だ」
そう叫んで一織の身体はベッドに引きずり戻されていった。
コメント
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陸なんとかしてくれ…! (すごい無茶ぶり)