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荘園物語

第3話 - アリシアの過去

2021年08月24日

#第5人格

#恋愛

らる

リリシア・フラージュ

一応私の紹介だな

リリシア・フラージュ

リリシア・フラージュ
アリシアのもう1つの人格。アリシアはリリシアを姉のように思っている
試合中出ることは出来ない
悪魔の力が強く、吸血によって力を増やすことが出来る

一応イメージ画

リリシア・フラージュ

相変わらずえっちね。by主

リリシア・フラージュ

とりあえず本編な

ジョゼフ

なぜ突然笑いだしたんだ...？

リリシア・フラージュ

あはははははははははははははっ！！！

リリシア・フラージュ

お前かぁ？私をこんなとこに入れたのは？

ジョゼフ

(雰囲気が...まるで別人だ...)

ジョゼフ

誰だお前は...

リリシア・フラージュ

あぁ？んなことどーだっていいんだよ

リリシア・フラージュ

ここから出せよなぁ

ジョゼフ

それは出来ないと言っているだろう

リリシア・フラージュ

そうかぁ、残念だな

バキバキッ

ジョゼフ

はっ...？

リリシア・フラージュ

もろっ...これで閉じ込めたと思ってたの？馬鹿だね〜

リリシア・フラージュ

さっきアリシアに剣を向けたよな？じゃあ自分もされても文句いえないよな？

シュッリリシアは自分の爪をジョゼフの首元へ刺そうとした。

ジョゼフ

っ...(早い...早すぎる...)

リリシア・フラージュ

へぇ...避けるんだ。

リリシア・フラージュ

あははっ、いいねいいね！強い奴は大歓迎さ！！

リリシア・フラージュ

ほらほらぁ！もっと私を楽しませろよ！！

シュッシュッ

ジョゼフ

チッ...

ザシュッリリシアの爪はジョゼフの腕を切った。

ジョゼフ

あ''...が...

リリシア・フラージュ

ほらぁ、もっとちゃんと避けなきゃ♡

リリシア・フラージュ

次はぁ...ん？美味そうな匂いがするなぁ...

イライ・クラーク

(やばいっ...バレたら殺される...！)

そう、イライは見ていた。アリシアがハンターの館に行くところを、そしてジョゼフに連れていかれるのも。イライは何も出来なかった。ジョゼフが居なくなった隙に助けようとしていた。

イライはハンターの館に来る途中怪我をしていた。アリシアが別人になってしまった時、見えた。「自分の血を吸う姿が」バレたら殺される。そんな危機感を覚え、隠れていた。

リリシア・フラージュ

あ''？気のせいか...？

ジョゼフ

(今だ！！)

ドンッ...

ジョゼフ

な...ぜ...

リリシア・フラージュ

ん〜？遅いんだよ。動きが。

ジョゼフ

うっ...

ドサッ...

リリシア・フラージュ

あ〜...もう無理ぃ...

もう十分ですわ。戻っていいですわよ。

リリシア・フラージュ

ん''〜...てかさぁ...いい匂いするぅ''〜...

...ここに居るのかもしれませんわね。

「神に祝福されし血」...が

リリシア・フラージュ

かもなぁ''...あ、もう無理...

フラッ...バタンッ

イライ・クラーク

アリシア！！

イライ・クラーク

さっきは...誰と話していたんだい...?

アリシア・フラージュ

ん...ここは...どこですの...？

イライ・クラーク

アリシア...！！

イライ・クラーク

良かった...！

アリシア・フラージュ

イライさん...？なぜここn

イライ・クラーク

なんであんなことしたんだ！！！

アリシア・フラージュ

ﾋﾞｸｯ...ご、ごめんなさい...

イライ・クラーク

ﾊｯ...ごめん...

アリシア・フラージュ

...リッパーさんに...会いに行きましたの...

イライ・クラーク

リッパーに...？

アリシア・フラージュ

そう、ですわ...。

イライ・クラーク

なぜ...リッパーに...？

アリシア・フラージュ

試合の時...言われたんですの...「待っている」、と

イライ・クラーク

そう...なんだね...

ギュッ

アリシア・フラージュ

えっ...？ど、どうされましたの...？///

イライ・クラーク

もう...あんなことしないでくれ...

アリシア・フラージュ

...分かりましたわ。

アリシア・フラージュ

それで、どうしてここにいらっしゃいますの...？

イライ・クラーク

実は...かくかくしかじかなんだ...

アリシア・フラージュ

そう...なんですのね。

アリシア・フラージュ

じゃあ、リリシアのことも、

イライ・クラーク

リリシアって...あの子だよね...？

アリシア・フラージュ

えぇ、そうですわ。

イライ・クラーク

あの子は...誰なんだい？

アリシア・フラージュ

...私の昔話をさせていただきますわ。

アリシア・フラージュ

私たちは魔界、「ロストジェネレーション・ラビリンス」に住んでいましたわ。
私は王族の子供ですの。本当の名前は「アリシア・ラビリンス」。

アリシア・フラージュ

私のお父様は魔界王でしたわ。でも、私の母は悪魔ではなく吸血鬼でしたの。
そして正室ではなく側室。
そのせいか私は「異種族の出来損ない」と呼ばれるようになりましたわ。

アリシア・フラージュ

それでも良かったんですの。お父様とお母様は私を愛して下さり、
お友達もいましたわ。...でも、ある日事件が起きましたの。

アリシア・フラージュ

私たちは正室に陥れられましたの。
私たちがお父様の暗殺を企てた、と。

アリシア・フラージュ

そこから周りは変わりましたわ...。
正義感の強いものは私たちから真実を吐き出させようと拷問したり、
また悪事を働くもの、お父様を気に入らないものは一緒に暗殺しよう、と。

アリシア・フラージュ

私は嫌で嫌で仕方がありませんでしたわ。お母様は...
耐えきれずに落ちてしまいましたの。

アリシア・フラージュ

あぁ、落ちるというのは...魔界は浮いているんですの。
その下は雲、そして果てしない闇...。そこへ落ちた者は永遠に
さまよい続けることになりますの。

アリシア・フラージュ

お母様はそれほどまでに苦しめられていた...。
でも私は...何も...出来なかった...ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

イライ・クラーク

大丈夫かい...？

アリシア・フラージュ

失礼しました...。続けますわね。

アリシア・フラージュ

私は、怒りと悔しさに襲われましたわ。
そこでできたのがもう1人の私、「リリシア・フラージュ」。

アリシア・フラージュ

彼女は強かったんですの。精神も、力も。
そして破壊を望むんですの。

アリシア・フラージュ

でも、破壊を望むのはあくまで私に危害が加わった時だけ。
案外優しいんですの。

アリシア・フラージュ

リリシアは正室を、私に危害を加えた者、そいつらを全員殺しましたの。

アリシア・フラージュ

本当なら死刑のところを、お父様は私をまだ愛してくださっていたのか、
人間界に落とすだけで済ませてくださいましたの。

アリシア・フラージュ

そして人間界で暮らしていた時、招待状が届いたんですわ。

アリシア・フラージュ

こんな感じですわ。

イライ・クラーク

...そうだったんだね。

アリシア・フラージュ

そういえば...リリシアが何か言っていたような...

アリシア・フラージュ

イライさん失礼しますわね。

グイッアリシアはイライを引っ張り、首元を嗅いだ。

イライ・クラーク

へ！？///ちょっと！？///

アリシア・フラージュ

...やっぱり...リリシアはこれを言っていたんですわね...

イライ・クラーク

えっ、何！？///

アリシア・フラージュ

失礼しましたわ。

アリシア・フラージュ

イライさん、貴方は・・・

主

どうだったでしょうかね！？

主

アリシアちゃんの過去書いてて泣きそうになった()

主

次回！イライの秘密とは...！？

主

お楽しみに(●´ω`●)

荘園物語

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また遅くなってしまいました( ᵒ̴̶̷᷄꒳ᵒ̴̶̷᷅ )ストーリー楽しみしてます！らるさんも体調には気をつけてください(๑ ᴖ ᴑ ᴖ ๑)

らる

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