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杏奈

ロボロを責めないであげてっ?

杏奈

茜を手に入れるため

杏奈

欲に負けて

杏奈

私の計画に踊らされた

杏奈

可哀想な人なんだもの

……

何がしたいの、杏奈

杏奈

…ふふ

杏奈

ねぇ茜

杏奈

テニス好き?

それを聞いてどうするの?

杏奈

何もしないよ〜

花岡先輩

さっきから計画だかなんだか…

花岡先輩

今回の大会に何かする気?

杏奈

しませんよ〜

杏奈

そこまでテニス好きじゃないですし

杏奈

熱狂的すぎじゃないんですか?

花岡先輩

へぇ〜

花岡先輩

じゃあもう帰ってもいいんじゃない?

花岡先輩…

花岡先輩

あいさつしに来たんなら、そろそろ帰るのが礼儀ってもんでしょ〜

杏奈

はぁい

杏奈

それじゃあ帰らせてもらいまぁす

杏奈

またね

そう言って、杏奈は不穏を残したまま帰って行った

ロボロ

くっそ…!!

チーノ

おい

チーノ

演技てなんやおい!

チーノ

お前オレらを騙してたんか?!

ロボロ

……っ

ロボロ

すんません…

チーノ

…認めるんかよ、くそっ…

花岡先輩

あ、そういえば性悪女と私、練習試合で対戦したの忘れてたわ〜

花岡先輩

あの時帽子してたから気づかなかったな

先輩も聞いてください

花岡先輩

へ?

ロボロくんの話と…杏奈について

先輩に全てを話した

花岡先輩は終始驚き、怒りながら聞いてくれた

花岡先輩

…クソ野郎だね〜

花岡先輩

よりによって私たち3年の最後の大会にそんな事するなんて…

花岡先輩

それで?ロボロくんはどーゆう落とし前つけてくれんの?

花岡先輩は、こんな事を招いたロボロくんを睨みつけた

その目に怖気つきながらも、ロボロくんはまっすぐと花岡先輩を見ている

ロボロ

…この計画における俺の役目はみんなを混乱させること

ロボロ

それが、正しいと思ってあいつに協力してました

ロボロ

だけど俺は…間違ってました

ロボロ

これからは皆さんに協力したい、です

…きっとこれが、彼の心からの言葉だろう

謝ったって許されない

だけど、これからの彼の行動次第で、未来が変わるかもしれない

それならわたしは…

チーノ

都合のいい話やな

チーノ

許すわけないやろ

絶対に、もう私たちを裏切ったりしない?

チーノ

待てや茜、許すんか?

チーノ

あほかお前!

チーノ

二度あることは三度あるっていうやろ!?

それでも…ロボロくんが悪い人じゃないって知ってるから

そう、彼は悪い人じゃない

ロボロくんは悪い人じゃないんだ

ロボロ

せん、ぱい…

花岡先輩

…まぁ桐山の慈悲で助かったってことで

花岡先輩

大会の件はどうすんの?

花岡先輩

私が顧問の先生に言って、上の人に掛け合ってみようか

いつになく真剣な花岡先輩に、わたしは思考をフルスピードで回転させた

杏奈がすることは分かる

上の人はもう、杏奈の言いなりなはずだから

杏奈のおじいさんが、もう手を回してるかもしれません

証拠のないことだと却下されますよ、きっと

花岡先輩

どうしたものか…

部員たちには、まだこの事は…

花岡先輩

わーかってるってば

そう言ったあと、その場は沈黙が続いた

……

何も、対抗策も分からない

ただ1つ…ロボロくんが保健室で言ったあの言葉

……ロボロくんにとっては危険なことかもしれない

だけど…、でも…

花岡先輩

…うん、とりあえず打つ手はない

花岡先輩

桐山、逆に考えてみて?

花岡先輩

向こうの高校がドーピングをしなきゃいけないほど、あたしらは強いってこと!

花岡先輩

だから自信持って、勝ちに行くしかないっしょ

と、能天気な先輩の言葉に、少しほっとした

そうだ…大丈夫

私たちは強い

本戦までみっちり練習したら、大丈夫なはず

チーノ

…ロボロ

チーノ

お前がもう裏切らんっていう証拠、行動で示してみいや

チーノ

「一発勝負になるかも」って言うてた、あれ

ロボロ

チーノ、待って…それは…

ロボロ

……

ロボロ

…分かった

ロボロ

俺、やります

花岡先輩

何をするのか、わたしはもう聞かないけど…

花岡先輩

あんたらはあんたら、私たちは私たちで勝負させてもらうからね〜

花岡先輩

まあ、頑張りたまえ

ロボロ

はい!

あれは危険

極めてロボロくんが負うリスクの方が大きい

万が一バレでもしたら…!

ロボロ

先輩

ロボロ

俺は先輩の笑顔が見たくて、ここまで来たんや

ロボロ

なんでも…やれますよ

ロボロ、くん…

チーノ

杏奈の思い通りには絶対に行かせん

チーノ

やるぞ、俺たちで!

時間はあっという間に過ぎていく

花岡先輩

はい、今のもう一本!

部員A

はぁ…はあっ

部員B

もう…っ、むりぃ…!

部員C

キャプテンと副キャプテン、予選突破してからきつくなったよね

部員B

もう、うち…毎日が筋肉痛でぇ!

部員A

大会に気合い入れるのは分かるけどさ〜…きつすぎない?

花岡先輩

……桐山

休憩にしましょう

一人一人のケアと反省

ビデオを撮って、何が良いのか悪いのか自分たちで学習させましょう

花岡先輩

はーい!集合!

花岡先輩

きついと思うけど、これから休憩!

花岡先輩

ケアと反省、15分!

花岡先輩

その後また戻って集合!解散!

部員B

本戦は明後日か…

部員B

はぁあ、ほんとにキツイ〜

部員A

基礎練ばっかりで飽きるし、長いし、もう嫌だわ

部員C

勝てばこの地獄が終わると思おう

部員C

そうしないと死ぬわ、うちら

そして、本戦が明日に控えたとき

部活が終わる時間が一緒だったロボロくんと 途中まで帰ることになった

ロボロ

先輩、大丈夫ですか?

うん

明日から本戦だし、気は抜けないね

ロボロ

そうじゃなくて!

ロボロ

先輩の体調っすよ

体調…?

そんなこと全く気にしてなかったな

うん、ありがとう大丈夫だよ

ロボロ

…そう、すか

……それで、ロボロくん

ほんとに「あれ」やるの?

ロボロ

はい

ロボロ

異論は認めませんよ

……

何かあったら、試合中だろうがなんだろうが私を呼んで

ロボロ

そんなことしませんよ

ロボロ

だから先輩、絶対に勝ってください

…うん

勝つよ

花岡先輩のためにも絶対に勝つ

3年たちにとっていい思い出にしたいから…

ロボロ

やっぱ俺……

ロボロ

先輩のこと好きです

ありがとう

ロボロ

そういうことじゃなくって…!

私もロボロくんは好きだよ

ロボロ

ロボロくんのそばにいると居心地がいいの

ロボロ

ほ、ほんまですか?!

うん

弟みたいで

ロボロ

……

ロボロ

弟っすか〜…

私の家こっちだから

ロボロ

あ、はい…

ついに本戦当日…

シャオロン

もう行くんか

早めに行って、アップしないといけないから

シャオロン

そうか、頑張るんやで

ありがとう

シャオロン

母さんはまだ寝てるから、あとで一緒に応援に行くよ

うん、気をつけてね

シャオロン

お前もな

シャオロン

いってらっしゃい

行ってきます

本戦会場はバスで行くため 早朝での出発となる

みんな、眠そうだ

花岡先輩

ふわぁあ…さすがに眠〜い

部員A

キャプテン!起こしてくれてありがとうございます

花岡先輩

いいよいいよ〜あんた絶対寝てると思ってたからさ

部員B

キャプテンホントに神!

部員C

副キャプテン、ここの動きをもう一度確認したいです

まだここの動きに遅れがあるから

足を動きたい方向にあらかじめ向けておく

古武術って言うんだけど……

事前確認や人数確認も完了して、バスを待っていた

部員A

キャプテンがテニスを始めたきっかけってなんですか?

花岡先輩

こんな時に呑気なことを〜

花岡先輩

聞いても面白くないよ

部員B

聞きたいです!

花岡先輩

んー私ねー元からテニスに興味はあったんだけど

花岡先輩

始めるかどうかって聞かれたら勇気が出なくてさ?

花岡先輩

そしたら私の大切な人が「やりたいかやりたくないかで決めろ」って言ってくれたんだ

部員A

じゃあその人がきっかけで始めたんですか?

花岡先輩

そーゆうこと!

部員B

会ってみたぁい

花岡先輩

……

花岡先輩

そうだね〜

花岡先輩

私も会いたいよ

部員C

…え?

キャプテン、バスです

花岡先輩

了解

花岡先輩

みんな、集合!

花岡先輩

私たちはこれから優勝を勝ち取りに行く!

花岡先輩

少しでも気が抜けようものなら引っぱたくよ!!

花岡先輩

絶対優勝するぞー!!

「おおーーー!!」

先輩の掛け声とともに、みんなのスイッチが入った

だけど私は、間違っていたのかもしれない

取り返しのつかないことになっている事を、私たちはまだ知らなかった

地獄のような本戦が…始まった

{wrwrd}ばいばい恋心

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