注意 夢小説 口調迷子 キャラ崩壊 ご本人様とは関係ありません
叶
何があった?
麻衣
…どうして言わなきゃいけないの?
叶
言ってもらわないと、納得できないから
麻衣
君たちの納得なんていらない
叶
なら麻衣を全力で殺しに行くしか無い
麻衣
無理だよ
麻衣
君たちに私は殺せない
叶
人間だって頑張ろうとすれば勝てるよ
麻衣
それはデタラメだよ
叶
違う
麻衣
なんでそう言えるの?
叶
誰かが嘘じゃないと言えばそれは嘘では無くなる
麻衣
…
叶
何を求めてきたんだ、君は
叶
何を求めてここまで生きてきた
麻衣
何も求めてなんかいない
叶
そんなことないはず
麻衣
うるさいなぁ
麻衣
君は否定しかしない
麻衣
否定されるのは昔から嫌いなんだ
麻衣
ここは何かであってなんでもない世界
麻衣
だから私は君たちを消すことだってできる
麻衣
これは現実〈リアル〉ではないから.
麻衣
ここでは死なないって言ってたけどそれは嘘だ
麻衣
ここでは誰でも殺せる
麻衣
そして生き返らせることができる
灰
じゃあなんで生き返らせた
麻衣
…死というものを分からせるため
麻衣
……死は本当の死ではない
麻衣
本当の死は存在しない
麻衣
だから私はここまで生きてる
麻衣
これは勝手になっているもので意味はない
麻衣
この世界に真実はない
灰
あるはずだ
灰
全てをデタラメという者が、世界を新しく造り変えようとしている
灰
これこそが真実であり、矛盾だ
麻衣
真実なんてものは存在しない
灰
お前は否定したいだけだ
麻衣
それは君たちもそうでしょ
麻衣
信じたくないからこうして私に干渉している
麻衣
違う私を求めている
景
俺の知ってる麻衣はこんなんじゃない…ッ
麻衣
…
景
俺の知ってる麻衣は、いつも笑顔だった
景
嘘なんて一つもなかったッ!
景
ずっと楽しそうだった
景
それが真実じゃなかったとしても俺は…ッ
景
あの日々を…大切な日々を、嘘だったとは思わないッ…!
麻衣
…何を言い出すかと思えば、そんなこと?
景
そんなことでもいい
景
お前が否定しても、あの時の麻衣は───!
麻衣
そうやっていつも見てくれなかった
景
え……?
麻衣
そうやっていつも期待されて
麻衣
期待に応えようとして
麻衣
頑張って頑張って頑張って頑張ってッ…!
麻衣
限界も考えずにひたすらに頑張ったッ!
麻衣
それを受け入れてくれなかったのは君たちじゃんかッ…この世界じゃんかッ!
麻衣
否定して押し付けて勝手に期待して勝手に好きになって勝手に頑張れって…!
麻衣
いつもいつも私は何をしているか分からなかったッ…
麻衣
私は何者かなんて…分からなかった…ッ
麻衣
見えなかったから…私が、どこにも見つからなかったから…ッ!
麻衣
君達もそうでしょッ…!
麻衣
本当は私なんて見てない
麻衣
理想とか、期待とか、全部貼り付けた私を勝手に造った
麻衣
いい子の私をみんなが求めたッ!
麻衣
この世界を作ったのは、他の私を隠すためだよッ…w
麻衣
みんなが求めない『失敗作』は全てここに置き去りにするの…ッ!
麻衣
それを邪魔しないで…っ!
明那
麻衣、ちゃんっ…
明那
俺、麻衣ちゃんが何言ってるか…全くわかんないよ…っ
明那
失敗作とか、置き去りにする、とか…っ
明那
だって、麻衣ちゃんはっ…
明那
麻衣ちゃんはいつも一緒にいてくれたっ!
明那
あの時も、俺を守ってくれたんだ…っ!
明那
なのに、なんで失敗作なんて、言うの、?
明那
俺は大好きだよ、全部の麻衣ちゃんが大好きだよッ…!
明那
だから、だからさぁっ…
明那
お願いだからそんなこと言わないでよッ…
湊
明那っ…!
明那
俺っ…どうしたらいいかわかんないよっ…
明那
だけど、だけどね、
明那
麻衣ちゃんを失いたくないんだ、
明那
俺も一緒に背負うから、一緒にいてよっ…!
麻衣
…無理だよ
湊
俺も一緒に背負うッ!だから────
麻衣
どんなに一緒にいても何もできない
麻衣
何も、変わることができない
麻衣
もう私はそんなことに期待したくない
ハヤト
じゃあッ…なんで…
『そんなに、苦しそうなんですか、?』
ハヤト
なんでそんなに悲しそうなんですか?
麻衣
…
レオス
…やっぱり(笑)
レオス
貴方は変われないんだ
レオス
僕たちと同じですよ
レオス
貴方は正真正銘の
人間だ
麻衣
…!
レオス
変われない.変わらない
レオス
同じなんですよ
レオス
自分を失敗作だなんて言う人はあまり失敗作ではありませんよ、
麻衣
…そんな、ことは…
レオス
じゃあなんで否定するんですか?
レオス
あの時、言いましたよね
レオス
「傍観者は被験者を超えることはできない」
レオス
「でも傍観者は被験者の嘘を見破ることができる.被験者がそれを否定した場合は、それが事実だ」って
麻衣
…私じゃない
レオス
そうですね
レオス
あなたじゃないですよ
レオス
この言葉を言ったのは
「僕が大好きだった人ですよ」
レオス
その人は黄色の髪、紫と緑のオッドアイ
レオス
…あの人と貴方は似てるんですよ
レオス
というか、貴方だって記憶があるでしょう?
レオス
記憶があるなら、貴方は間違いなくあの人だ
レオス
ここまで言っても、まだ否定しますか?
麻衣
…
レオス
否定しないのなら帰りましょう?
麻衣
…帰らない
レオス
なぜ?
麻衣
帰っても、もう遅い
レオス
まさか──
藤士郎
みんなッ…!
ハヤト
弦月さん?どうしましたか──
藤士郎
麻衣ちゃんの妹が───!