TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
「ドSな先輩に恋してしまった。」

一覧ページ

「「ドSな先輩に恋してしまった。」」のメインビジュアル

「ドSな先輩に恋してしまった。」

4 - 「ドSな先輩に恋してしまった。」

♥

1,562

2020年04月17日

シェアするシェアする
報告する

テヒョン

あ、というかなんで家に帰りたくないんだよ

グク

えっと、、、

言ってもいいかな…

グク

その、僕学校でも虐められてて、家に帰っても虐められるんです

グク

学校では水をかけられたり、残った食べ物をかけられたり殴られたり

テヒョン

っ、、

グク

家に帰ると、殴られた痣を見て両親が"こんなのうちの息子じゃない!!"って…

グク

お父さんも、お母さんにも殴られたり、お湯かけられて火傷したり…

グク

それで家に、人を呼んでも結局僕だけその人の前で殴られて怒鳴られるんです。

グク

それで、それを見た友達も1番信じてた人までみんな消えていったんです…

グク

だから、家には…

テヒョン

もういい、話さなくて

すると、テヒョン先輩は僕の頬を手で包み、いつの間にか出ていた涙を拭いてくれた

グク

ぅっ、うっ…

テヒョン

辛かったんだな

テヒョン

でも安心しろ、俺は前消えた人みたいに簡単に居なくなんねえから

グク

っ、で、でもっ

テヒョン

口答えなし。俺はお前のこと気に入ってるんだ、だから興味があるし

テヒョン

今の話を聞いて誰が消えようと思う?

グク

それはっ…でも、こんな僕といると、
学校でも…

テヒョン

俺はいいの、お前がまた虐められてたら助けに行くから

テヒョン

その時は俺を呼べ

グク

っ、はいっ…

"気に入ってるから" "助けに行くから" "俺を呼べ"

なんで、この人はこんな僕を優しく接してくれるの…

なんで… みんないつもこういう風に言ってはすぐ消える…

グク

っ、信じても、いいんですかね…?っっ

テヒョン

いいんだよ、というか

テヒョン

むしろ信じろ

と言って、僕の頭をポンポンと優しく撫でて優しく微笑んだ

テヒョン

お前には俺がいる

テヒョン

これから友達よりも上。

テヒョン

親友になるからな。

グク

えっ?

テヒョン

当たり前だろ、助けるにはまず親友になってないと

テヒョン

というか、この時点でもう友達だからな

グク

でも、今僕は…

テヒョン

友達はいらないとか言うなよ

テヒョン

無理にでもなってもらうから

グク

…分かりました…

テヒョン

それでよしっ

また意地悪そうな顔で微笑んだ

テヒョン

でもお前今日どうすんの?

グク

何がですか…?

テヒョン

家、帰りたくないんだろ

グク

あっ、…

どうしよう、今の時点で痛すぎるのに家に帰ってまた殴られるのか…

テヒョン

じゃ、俺ん家にでも住めば?

グク

えっ?…

テヒョン

いや、だってお前が何かあってからじゃ遅いし

テヒョン

怪我だって悪化するし、そのままそんな家で住むなんて無茶だろ

グク

で、でも初めて会ったんですよ…?

テヒョン

あのな、もう友達。

テヒョン

すぐ住めとは言わねぇけどとにかく今日は泊まってけよ

グク

……

家に帰ってもいい事ないし、 殴られたりして悪化するくらいなら甘えた方がいいかな…?

グク

分かりましたっ、ほんとに今日何から何までありがとうございます😭

テヒョン

別にいいよ、じゃあとりあえずゆっくり休んどけ

テヒョン

俺も眠いから寝るぞ

グク

はいっ、じゃあ僕ソファ行きますね

痛みに耐え、頑張って立ってから少しずつ歩いてドアに手をかけた瞬間

ガシッ

テヒョン先輩に、腕を捕まれ、そのまま後ろへ倒れそうになり

気づいたらテヒョン先輩の膝の上に乗っていた

グク

っっ!?

テヒョン

なに、怪我人が1人でソファ行こうとしてんの

テヒョン

危ないから休んどけって言っただろ

テヒョン

俺もベッドで寝る、お前もベッドで休んどけ

グク

はいっ…

ち、近い… ダメだ、今まで以上に心臓が…

テヒョン

耳赤いぞ。

グク

へっ?…///

グク

あ、あの…そろそろ降ろしてもらっても…

テヒョン

無理、なんか可愛く見えるからじっとしてて

グク

えっ…?

"可愛く見えるから" どういうこと…?初めて言われた。

テヒョン

ふっ笑照れてんの?

グク

そ、そういうことじゃっ…!

チュッ

グク

んっ…

テヒョン先輩は、急に耳を噛み、耳にキスをしてきた

テヒョン

照れてんじゃん、

テヒョン

可愛いとこもあんだな

グク

っっ…

どうしよう、ダメ、 心臓が持たない。

グク

あ、あのっ、もう休みます…

テヒョン

わかった

テヒョン

ていうかすっごい顔赤いじゃん

グク

そ、そんなことありませんよ…

テヒョン

体は素直だぞ

テヒョン

じゃあおやすみ

グク

はい。おやすみなさい…

僕はテヒョン先輩に、顔を向けないよう反対の方を向き、自分がとてつもなく顔が熱いことに気づいた

なんでだろう…この人になにかされる度に心臓が…

泊まることになったけど。大丈夫かな…

「ドSな先輩に恋してしまった。」

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

1,562

コメント

10

ユーザー

グゥちゃん!テテ!安心して!全国ARMYがやっつけるから!全国のARMY vs いじめっ子…圧勝やんㅎㅎ

ユーザー

グテグテしてるねぇーー!!!

ユーザー

大丈夫!!むしろヤバい 確かに私も心臓持たない 最高(๑¯ㅁ¯๑)♡いつ 死んでもいい〜👼 続き楽しみにしてます

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚