雪菜の母
雪菜。少しお出かけに行ってくるわ。
雪菜
気をつけてね。
召使い
行ってらっしゃいませ。
雪菜
サキ。今日の予定を読み上げて。
サキ(専属召使い)
承知致しました。
サキ(宮水 咲穂) 雪菜の1つ上 年代が近いことから専属召使いになっている。
説明後
雪菜
また外に出れないのか。
サキ(専属召使い)
奥様は大変お嬢様のことを心配しております。
サキ(専属召使い)
なので、外に出させたくないのかと。
雪菜
いつも勉強ばかりで飽きるのよ。
雪菜
私も買い出しとかについて行きたいな。
サキ(専属召使い)
お嬢様を外に出させた人は厳重な処罰を受けます。
雪菜
外に出たいな。
雪菜
窓から眺めるくらいなら!
サキ(専属召使い)
多分大丈夫ですよ。
雪菜
よし!
窓際
雪菜
風が気持ちい!
雪菜
人、あまり通らないね。
サキ(専属召使い)
そうですね。
サキ(専属召使い)
時間や場所がありますからね。
雪菜
ふーん。
そう言い、外を見回していると、1人の男の子と目が合った。
彼は私と同年代くらいだった。
私は軽く手を振った。
すると彼は横を向いた。
サキ(専属召使い)
あれは。惚れましたね。
雪菜
え?
サキ(専属召使い)
全く。恋に鈍感なんですから。
サキ(専属召使い)
彼の情報を読み上げます。
夜麻夢 玲翔(やまむれいと) モテモテ。 雪菜と同じ年齢
サキ(専属召使い)
となっております。
雪菜
毎日。ここに来たら会えるかな?
サキ(専属召使い)
分かりませんが来てみる価値はありそうですね。
雪菜
じゃ、勉強しよっか!







