この作品はいかがでしたか?
200
この作品はいかがでしたか?
200
シーン3 ⚠少し生死に関わる、人によっては閲覧注意かもです!⚠
藍
藍
藍
藍
何をしたらそんな許可が下りるんだ…
藍
藍
蒼氷
え、近っ…
いや、そりゃそうだよね…
藍
藍
藍
藍
藍
藍
蒼氷
蒼氷
蒼氷
藍
藍
藍
蒼氷
藍
蒼氷
藍
蒼氷
意外な言葉。
白菊さんはどこか寂しそうな顔をしている。
藍
藍
蒼氷
あの寂しそうな顔は何だったのだろう。
無理に聞くのも良くないか。
藍
数日後
僕は先生に頼まれて教材を運んで、帰るのが遅くなってしまった。
バッグの中から家の鍵を探していた時───
藍
???
藍
家の中から言い争う声が聞こえた。
1つは白菊さんの声。
もう1つの声は…白菊さんに似た声。
パリーン
何かの割れる音。
大きな足音。
蒼氷
????
????
?????
蒼氷
過去の出来事のフラッシュバック。
やめて、もう何も言わないで。
わかってるから、期待に応えられない子だって。
だから…!!
ガラッ
扉の開く音で、僕は記憶の檻から開放された。
中から女の人が出てくる。
その姿はまるで白菊さんのお母さんのよう。
でも、白菊さんは両親を亡くしてるはず…
藍
続けて白菊さんが出てくる。
藍
藍
出した紅茶を飲んで落ち着いたのか、少しずつ話してくれた。
蒼氷
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
藍
蒼氷
蒼氷
僕の見ていた、あの白菊さんの笑顔は
白菊さんの精いっぱいの笑顔で
白菊さんはきっと、傷つく辛さを知っているから
他人を傷つけないように配慮している
優しい子
白菊さんの手が、僕の背中に回る。
藍
蒼氷
僕より小さな体
だけど受けた傷は僕の何十倍
彼女が救われる日は来るだろうか。
僕では彼女を救えない。
彼女の隣に相応しくない。
藍
蒼氷
藍
蒼氷
藍
少し元気は出たようだ。
…僕は彼女と一緒に飛ぶつもりはない。
僕には、幸せになる価値がない。
彼女とは違う世界に生きているから。
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!