※年齢、性格捏造 ※ただのあたおか物語
~第1話 start~
俺の名前は英鍵 類、しがないただの高校生だ。
黒川とその他のクラスメイトを連れて著差沢の家でパーティーをし、 終わったから家に帰っている途中なのだが…
英鍵 類
あー…やべ…
絶賛、迷子である。
英鍵 類
うぇ…ここどこだよ、最悪…電話も繋がんねぇしよ。
英鍵 類
…あ?…あれなんだ…?
1箇所だけ異様に光っている場所があり、そこへ俺は走った。
英鍵 類
お…道路か。
…でも俺の家の近くの通路じゃねえな、戻るk…
…でも俺の家の近くの通路じゃねえな、戻るk…
後ろを振り返り、戻ろうとするがさっき来た道はなくなっていた。
英鍵 類
…あ?え…は??
いや、俺ここ出てから1歩も動いてないよな…?え?
いや、俺ここ出てから1歩も動いてないよな…?え?
英鍵 類
…え…どうしよ…
困惑していると、曲がり角から人間とは思えない化け物が出てくる。
化け物
グルルル…グァ…
英鍵 類
…はっ?
(え、待って…なに、なにあいつ…? え、ほんとに何…?人間…じゃないよな?あれ、今日ハロウィンだっけ…)
英鍵 類
うッ…うわぁぁ!!!
???
ちょっとあんた!なにしてんの!?早く避難しなさい!!
恐怖と困惑で怯えていると、大剣を背負った少女が英鍵の手を引き 化け物から逃げるように2人は家へ入った。
???
はぁ…なんとか間に合ったわね。ここなら大丈夫だから。
英鍵 類
え…あの、ここは…?
???
ここはって…私の家に決まってんじゃない。
英鍵 類
い、いや違くて…あの、迷って道路へ出たら来た道が…
???
え、あんた異世界人!?
英鍵 類
え…い、異世界?
???
あー…いろいろ説明しなきゃ行けない感じ?めんどー…
???
…とりあえず自己紹介からよね。
七花 造
私の名前は「七花 造」。あんたは?
英鍵 類
あ…えっと、色々と言いたいことはありますけど…
英鍵 類です、よろしくお願いします…
英鍵 類です、よろしくお願いします…
七花 造
ふぅん、英鍵 類ね…じゃあ英類って呼ばせてもらうわ。
英鍵 類
英類…あー、よく著差沢にえーるいって言われてたな。
七花 造
…ん、著差沢…?なんか聞いたことあるわね。
英鍵 類
えっ…著差沢のこと知ってるんですか?
七花 造
知ってるも何も…
著差沢 検見
あっ、えーるいぃ~~!!
英鍵 類
えっ、著差沢…!?
黒川 蜜戸
あ…英類くんもいたんですね!
英鍵 類
黒蜜まで…!?
七花 造
あんたら知り合いなの?へぇ、よかったじゃん。
著差沢 検見
聞いてよえーるい…なんかみんなが帰ったあと、パソコンが光って…
気がついたらこの人の家の前で寝てたの…!!
気がついたらこの人の家の前で寝てたの…!!
黒川 蜜戸
わ、私も一緒で…
七花 造
いやー、2人して寝てたからびっくりしたよ…
まぁ話のわかるやつでよかったけどね。
まぁ話のわかるやつでよかったけどね。
七花 造
これで「異世界なんてない!」
とか言うやつだったらはっ倒してたよ…
とか言うやつだったらはっ倒してたよ…
著差沢 検見
やーん!!この人怖いっっ!
七花 造
…あ、そうそう。この異世界ではパーティーって言って、
仲間と組めるからそこの3人で組んだら?
仲間と組めるからそこの3人で組んだら?
黒川 蜜戸
あ、そうなんですか…!じゃあ七花さんも…
七花 造
いや、私は組まない。
英鍵 類
…えっ、なんでですか…?
七花 造
私…もう別のパーティーと組んでるから。無理。
英鍵 類
そ、そんな…
七花 造
まぁ宿予約取っとくから、用意できたら出てってよね。
黒川 蜜戸
い、意外と冷たい…
英鍵 類
うぅ…わかりました。
著差沢 検見
んじゃ、えーるいがリーダーね!
七花 造
人差し指を立てると、パネルが空間に浮かび上がるから。
英鍵 類
えっ…!?
俺は試してみようと思い人差し指を立てると、本当に目の前にタッチパネルが浮かび上がり、「パーティー」や「武器」などの選択肢があった。
英鍵 類
うお…すげぇ!!RPGじゃんッッ!!
著差沢 検見
え、マジ!?ちょ私もやる!!
黒川 蜜戸
ふ、2人とも落ち着いて…
俺たちは少しはしゃいだ後、七花さんが予約を取ってくれた宿で寝泊まりし、次の日に冒険へ出かけることにした。