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ネオン
ネオン
ネオン
まぜ太
ころん
師匠の目には殺意が滲んでいる
まるで正気じゃ無いみたいだ
ころん
ころん
まぜ太
ころん
上の空間から星が降ってきて頭に当たる
まぜ太
頭に血がツーっと流れる
まぜ太
師匠に攻撃をされた
信じられなかった
あんなに優しくて頼もしい人が…
まぜ太
出血が止められなく呼吸が荒くなる
ころん
コツコツ
師匠が近づいてくる
ころん
俺の顔を覗き込む
ころん
師匠が笑った
その笑顔は狂気に満ちていた
僕はとある家の一人息子だった
ある時両親が事故死した
何も思わなかった
ただうるさい奴らが消えたと思っただけ
そして当然僕は家を継いだ
その時の僕は10歳だった
家を継いで初めて両親が地下室で実験をしている事を知った
当時は珍しかった闇魔法の人間を作り出す実験だ
だが両親はそれを成し遂げれないまま他界した
特にする事も無かったので続きをやる事にした
色んな人を実験していた
ある日
1人の男の子が入ってきた
まだほんの5つの少年だ
名はまぜ太と言った
彼も他の人と同じように実験した
当然彼は苦しんだ
でも他の奴らとは違った
彼は絶望しなかった
生きる希望を捨てなかった
その思いになぜか僕は惹かれた
闇魔法を使えるようになった子だからって訳じゃない気がした
そして僕らは彼に接触した
一緒に実験される子供として
最初は勿論警戒されていた
だが次第に心を開いてくれた
師匠とまで呼んでくれるようになった
その時僕は初めて楽しいって思ったんだ
でもそんな日々は一瞬にして消えた
まぜ太が脱走した
どこを探しても見つからない
消息不明となった
僕は絶望した
闇魔法が使える人間の1人だったのに
それから僕は自分の気を紛らわすように実験を続けた
でも闇魔法を使える者は現れなかった
そしていつの間にか僕はまぜちの事を忘れてしまっていた
ころん
まぜ太
ころん
まぜ太
意味がわからない
ころん
あぁ、それは当然だ
だって自分より何倍も強い相手
そんな奴と戦って絶望しない奴なんて無い
ころん
ころん
救ってくれると思ったのに