Attention
こちらは腐向け、nmmn作品になっております。
苦手な方は自衛、意味がわからない方は回れ右をお願いします💦
そしてこちらはskur、skモブでバトエンです
それでもいいよ!という方はどうぞ✨
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これでも、まだ恋人です。
新婚さんみたいにみえるでしょ、ふふ。
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俺を見つけて玄関から走ってきたさかたが
放りっぱなしにしていた靴を片付けて。
誰かがみたらだらしないなんて思うかもしれないけど、
俺を見て目を輝かせて走ってくる姿を見ると
そんな事どうでもよくなってしまう。
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こんな幸せな毎日が
ずっと続いてくれれば幸せだなあ。
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俺を見るだけで笑顔になるさかたは
いつ見てもほんとにこいつ攻めなのかなって思ったりしてしまう。
だってかわいいもん。
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何気ない幸せが嬉しくて思わず笑ってしまう。
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少し真剣になったような気がして振り向いた。
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数秒間状況が理解できなくて戸惑っていた。が、
いつの日からか決めていたプロポーズの返しの言葉を
ゆっくり息を吸って、吐いて、口にした。
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少しずつ笑顔になっていくさかたをみて、
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生きてきた30年間、一番幸せな瞬間だった。
_あれから、1年が経った。
さかたはいつからか、帰りがどんどん遅くなっていった。
理由は毎度、
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と曖昧な言葉。
でもちゃんと俺が
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っていつもの言葉をかけると、
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って優しく微笑んでくれる。
“ 大丈夫、これはいつものさかただ。 ”
って言い聞かせて、
うっすらと香る他の人の甘い匂いにも気付かないふりをした。
………さかたが、かえってこない。
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既読すら付かないLINEを閉じて、
時計を確認すると時刻は夜の1時を回っていた。
俺、もう3時間もさかたのこと考えてたんだ。
……大丈夫かな、事故に遭ったりしてないかな。
真ん中ではそんなことを考えていても、
心の隅にある考えは一つだけ。
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重くなったまぶたをそっと閉じた。
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朝起きたら、愛しい人の腕の中にいた。
久々のさかたの体温はあたたかくて、幸せだった。
……この幸せも、俺だけ?
だめだ、そんなこと思っちゃいけない。きっと、きっとさかたは…
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ねえ、さかた。
その間はなに?
あとね、おれきになったことがあるんだ。
さかたの首筋からちらりと覗く
その、赤い色の
跡は誰のものですか。
ねえ神様、
“甘い香り”も
“赤い跡”も
“帰りが遅くなる理由”も
全部俺の考えすぎだって、はやくおしえてください。
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ショッピングモールでふと目に入った、
緑色のネックレス。
レジに持っていって、
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なぜだか足取りが軽くて、早くさかたに会いたかった。
ひさしぶりに、そう思えた。
___まだ、その頃は。
さかたの変化に違うって言い聞かせても、現実はそう甘くない。
ねえ、さかた。
“ 絶対うらさんから離れたりせんから! ”
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その言葉を、もう信じられそうにないです。
ねえ、さかた。
俺達って、なんで付き合っていたんだっけ。
なんの、ために?
帰路に、大好きな人の背中を見つけた。
赤髪で、背が高くて、すらりと長い脚
少し癖のある髪の毛はたしかにさかたのもので。
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幸せそうに笑うさかたの隣には
幸せそうに笑うさかたと、手を繋いでいたのは
ねえ、あの女の人、だれ。
小柄で、可愛くて、優しそうな
そのひとは、だれですか、?
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傍からみたらただのカップルだ。
…おれみたいに、男でもない。
手も繋いで、肩を寄せて。
おれは、したくてもできなかったのに。
同性恋愛に偏見があるこの社会では
怖くて、怖くて、できなかった。
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さかたが帰ってきて、優しく抱きしめてくれることも
さかたといっしょに笑って、これからの幸せな未来を想像してたことも
記念日になったらがんばってさかたの好物を作っていたことも
全部全部、無駄だった
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ねえさかた、好きになってごめんね。
優しくて嫉妬しなくて、包容力のあるような
かわいい女の人じゃなくて、ごめんね。
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本当は帰りたくなんてなかった。
でも今から友達の家に押しかけるのとどうかと思ったから
仕方なく、仕方なくいつもの道を歩いて
いつものドアを開けた。
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どたどたとリビングから焦ったように走ってくる。
なんでそんなに焦ってんの。
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さかただって女の人と遅くまでいたんでしょ。
ねえ、そうじゃないの?
なんで俺が謝んなきゃいけないの?
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いつもはそんな事聞かないくせに。
俺が聞きたいよ。
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俺達の関係は、こんな簡単に崩れてしまうんだね。
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なんでそんな、悲しい顔するんだよ。
泣きたいのは俺の方なのに。
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図星、かよ…?
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幸せはいつか終わる。
俺達も、最初からこうなると決まっていたんだ。
高望みしていた自分が馬鹿だ。
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左手の薬指に嵌っていた指輪とさかたへのプレゼントを置いて、
この家も今日でさようならだ。
閉じたドアの向こう側から
静かなさかたの泣き声が聞こえてきて、
俺も泣いてしまった。
なんなんだよ、俺の事裏切ったくせに泣くとか…
でも、もうこのドアを開いちゃいけない。
開いたらきっと、駆け寄って抱きしめてしまうから。
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ドアの前に座り込んで、ドアに話しかけても
この想いはきっと、聞き間違いで済まされるんだろう。
俺が立ち上がって走っても、
ドアの向こう側にいたさかたが追いかけてくることはなかった。
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
蓮愛
コメント
24件
泣けるって…
好きすぎる、… 。 これハピエンバージョンも作って欲しい…(ろれものおねだり) れんあちゃんってなんでこんなに文才あるの?笑 分けてええ笑