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ゾム
はぁ…
エーミール
…またショッピさんですか？
ゾム
おん
エーミール
まぁ、あの人にはコネシマさんが居ますからね。
ゾム
そんなの知ってるわ…
エーミール
ショッピさんと関わらない方がいいですよ。
ゾム
は？
エーミール
ゾムさん。貴方は騙されてる。
ゾム
え、は？？
ゾム
ショッピ君、好きって言ってくれたんや。
エーミール
それは本気で言ってない。遊んでるだけですよ。
ゾム
う、嘘や…
エーミール
ゾムさん、泣かないでくださいよ
ゾム
うっ…
エーミール
…ゾムさん
ゾム
…なんや？
エーミール
わたしなら、ゾムさんを幸せにしますよ？
ゾム
え…それって…
エーミール
わたしのものになってください。
ドサッ
ゾム
エミさん？！なにしてっ……
ゾム
うっ…？！
なんだ…これ…
首を…締められている…？？
ゾム
あぐ…っ
エーミール
苦しいですか？
そう言うとエミさんは離してくれた。
ゾム
がはっ…
ゾム
げほっ…げほっ…
エーミール
大丈夫ですよ。
エーミール
殺そうなんて、思ってないですから。
エミさんは謎の液体を取り出し飲んだ。
ゾム
っ？！
それをキスして飲ませてきた。
ゾム
ゴホ…ゴホッ…ゲホッ
エーミール
殺しはしませんが、
エーミール
自分から死にたくなるようにしてあげますよ。
ゾム
っ…
なんや…これ…
体が…凄い熱いっ…
エーミール
どうしたんですか？
エミさんはニコニコしながら
倒れてる俺の足を踏んだ
ゾム
ひぁっ…///
エーミール
よかった。
エーミール
ちゃんと薬は効いてるみたいですね。
ゾム
っ…やめろ！
エーミール
やめませんよ。
エーミール
どうです？
エーミール
この薬。
エーミール
強力で、触れられただけでイキそうになるでしょう？
ゾム
や、やめっ…//
エーミール
ふふふ
エーミール
本当にすごいですね。
エーミール
こんなに興奮するなんて。
ゾム
嫌…助けて…ショッピ君…
エーミール
あの人は来ませんよ。
エーミール
鍵かけているので。
ゾム
やめてくれっ…
ドンッ
エーミール
…無駄な抵抗ですね。
ゾム
あっ…嫌だ…
ゾム
うぁ…
エーミール
今の気分はどうです？
エーミール
苦しい？
エーミール
悲しい？
エーミール
でも、全てゾムさんのせいです。
エーミール
最初からショッピさんと関わっていなければ、
エーミール
こんな事にはならなかった。
ゾム
エミさんっ…やめてや…
エーミール
なぜ泣いているのです？
エーミール
ゾムさんに涙は似合いませんよ。
バッタンッ
勢いよく扉が開いた
ショッピ
…やっと開いた
エーミール
…なぜ開けれたんです？
ショッピ
壊せば余裕っすよ。
ショッピ
それより、僕のゾムさん返してもらえますか？
エーミール
僕のゾムさん？笑わせないでください。
エーミール
貴方にはコネシマさんが居るでしょう？
ショッピ
コネシマさん？意味分かんないです。
ショッピ
俺はゾムさんしか愛してないです
エーミール
こういうのは本人に聞きましょう？
エーミール
どっちがいいかを。
ショッピ
ゾムさん、どっちですか？
ゾム
俺は…
ショッピ君
と言おうとしたが
頭の中であの言葉を思い出した。
「それは本気で言ってない、遊んでるだけですよ。」
それが怖かった。
ゾム
…エミさん。
エーミール
ふふ
ショッピ
…そうですか
そう言うとショッピ君は行ってしまった。
エーミール
本当に良かったんですか？
ゾム
おん
ゾム
飽きられて捨てられる前に
ゾム
こうしたかったから。
俺はショッピ君より、エミさんを選んでしまった。
もう戻れない。
エーミール
後悔してます？
ゾム
え？
エーミール
なんでわたしを選んだんだろうって。
ゾム
…いや
ゾム
そんな事思ってないで。
エーミール
わたしはあの人と違って一途な人間です。
エーミール
ゾムさんをずっと愛しますよ。
ドサッ
ゾム
っ…
エーミール
あんな人。
エーミール
すぐに忘れさせてあげますよ。
ゾム
あっ…
エーミール
これからはわたしを見てくださいね。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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