天使ちゃん
〔あの人〕です。
妖精ちゃん
……は?
私が、弟子に…蓮華に会わせたかった人。
それは…[妖精さん]だ
蓮華
遥ッ!?
天使ちゃん
(ああ、良かった)
天使ちゃん
(ちゃんと気付くんだな)
きっと妖精さんの見た目が変わっているから、分からないかもと不安になったりしたけど…
蓮華はちゃんと気付いた。
妖精ちゃん
…ねぇ、天使ちゃん
妖精ちゃん
何でここに紬チャンがいるの?
いつもより怒ってる妖精さん。
天使ちゃん
私が会わせたいと思ったからです。
妖精ちゃん
あり得ないんだけど。
妖精ちゃん
私、会わないって言ったよね。
私を睨み付けながら、妖精さんは怒った。
こんな顔、見た事ない。
妖精ちゃん
この際だから言うけど!
妖精ちゃん
私、天使ちゃんのそういう所、大っ嫌い!!
妖精ちゃん
余計なお世話なんだよ!
天使ちゃん
……………………。
…そんな事言われても。
何も言えない私と蓮華に、妖精さんはさらに言う。
妖精ちゃん
〔会いたくなかった〕のにッ!
蓮華
~~~~~~~~~~ッ!
(タタタタッ…
天使ちゃん
(蓮華. . .)
走ってどこかへ行ってしまう蓮華。
それを見て、妖精さんも顔を隠しながらどこかへ行ってしまった。
天使ちゃん
…もう、駄目なのかな