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アマネ

こんにちは!

アマネ

続きです!

アマネ

あと、設定に書き忘れてたんですが、これ、異能存在してないのでそこはご了承ください

アマネ

どんどん太宰病んでくのでお気をつけください

アマネ

たくさんいいねがついてすごく嬉しいです!
ありがとうございます

アマネ

では!どーぞ!

あの日を境に、僕の生活は急変してしまった

男共の性欲の埋め合わせをして

頼る人も頼れる人もいないくて

気に入らないことがあれば殴られ

助けて、なんて言えなくて

逆らえなくて

生きる価値なんかなくて

独りで哀しくて

僕では押さえ付けられないような感情が体を支配するのが分かった

少しだけ、あの人達の顔が浮かんだが、

消えて、なくなった

ーーーー

今日も来いよ

太宰

はい

ーーーー

お前の顔、けっこー好きなんだよな

ーーーー

特にあの…

キコエナイ

太宰

ありがとうございます

ーーーー

忘れんなよ

太宰

はい

ーーー

今日も…分かってるよな?

ーーー

お前は…

キコエナイ

太宰

はい

中也

おい、最近…

キコエナイ

太宰

大丈夫だよ

中也

あっ、おい…

国木田

太宰、お前の家…

キコエナイ

太宰

気にしないで

国木田

本当に大丈夫なのか?

太宰

はい

国木田

……

助けて貰いたいと願う人ほど助けて貰えない

苦しい人ほど苦しむ

不幸な人間が幸せになることは

あり得ない

助けて…タスケテ

ーーーー

ーーーーー?

ーー

ーーーー

ーー

ーーーーーーーーーー

ーーーー

ーーーーー!!!!!!

叫び声が旧校舎に響き渡った

放課後

生徒(女子)

失礼します

生徒(女子)

中原先生と国木田先生はいますか?

中也

おう、ここだ

国木田

どうした?

俺の担当である学級の女子生徒が職員室に来た

どうして、国木田も…?

生徒(女子)

あの、太宰君のことなんですけど…

中也

!?

中也

あいつがどうかしたのか!?

国木田

太宰が…?

生徒(女子)

その…最近気になっていることがあって…

彼女は俺らの慌てる様子に驚きながらぼそぼそと話し出した

生徒(女子)

私たちの学年を担当している社会の先生のことで…

生徒(女子)

前、太宰君と2人で旧校舎に入ってくのをちょうど見つけて…

生徒(女子)

友達が、旧校舎は普段使われてないから怪しいって…

生徒(女子)

太宰君、最近部活も休みがちだし…嫌な予感がしたので、その友達と後をつけてみたんです

そこで、彼女が気まずそうにうつむいた

中也

?んで、どうだったんだ?

きょろきょろと辺りを確認すると俺らと距離をつめてきた

生徒(女子)

…言いづらいんですけど

生徒(女子)

その…あ、喘ぎ声みたいなのが聞こえてきて…

中也

!!

国木田

!!

生徒(女子)

だ、太宰君だと思います

生徒(女子)

怖くて、とっさに友達と逃げてしまって…

生徒(女子)

ちゃんとは確認できてないんですが…なんか、ごめんなさい

驚いて声がでなかった 太宰が…?

最近、やつれていて心配だったが…

中也

(許せねぇ…!)

国木田

…そうか、わざわざありがとう

生徒(女子)

いえ、太宰君、いつも教室に独りで…2人と話すところしか見たことがないんです

生徒(女子)

…信頼されているのだと思って

生徒(女子)

お願いだから、太宰君を助けてください

生徒(女子)

つらそうなんですっ…

中也

国木田

わかった

国木田

もう、行っていいぞ

女子生徒は安心したのか、ふっと表情を緩ませ職員室を後にした

国木田

…太宰もずいぶんと人気だな

国木田

中原、太宰のことだが…

中也

許せねぇ!!

中也

なにか、漬け込まれたに違いねぇ!!

激しい憤りを感じた

相手はまだ子供だぞ なんてことをー

国木田

落ち着け、中原

国木田

行動しなければなにも変わらない

国木田

前、言った通り、俺は太宰の家に訪ねようかと思う

国木田

太宰は部活に出る、と言っていたし問題ないだろう…と思っていたが

中也

…俺は太宰を探す

中也

あんなこと、今すぐに止めねぇと…

国木田

…そうか、頼んだぞ

中也

おう

国木田はそう言うとすぐに身支度をし、出ていった

太宰の件について、俺たちはたった2人だけで行動することになった

校長にも伝えたがめんどくさい、とでも言うように相手にして貰えなかった

それなら、俺らだけでも助けることにした

時間がないーなにがあってもあいつの笑顔を守ってやる

中也

(くそっ、どこだよっ)

中也

(やっぱり部活には出ていなかったし…)

案の定、太宰は部活を無断欠席していた 最近は特にそうらしい

心配だった俺は朝、太宰を見かけ、声をかけてはいたが、どこか上の空だった

中也

(太宰のために廊下をうろうろしてたなんて、口が裂けても言えない…)

学校中を探し回ったが、見つからず、結局、旧校舎に向かうことにした

中也

(くそ、くそ、許せねぇ)

中也

(太宰を傷つけるなんて許せねぇ)

プルルルルルルル すると、突然俺のスマホが鳴った

中也

(!!国木田から…?)

中也

『ああ、俺だ』

国木田

『大変だ!!』

中也

『はぁ!?』

国木田

『太宰の両親が血を流して倒れている…!』

国木田

『…もう、死んでいた…』

中也

『なっ…!』

国木田

『今、警察を呼んでいるが…』

国木田

『早く太宰を見つけてくれ!!』

国木田

『嫌な予感がする』

中也

『わかっ…』

ギャアアアアァァァァ!!!!

中也

んなっ!!

旧校舎から叫び声が聞こえた

国木田

『なにが起こった…!?』

中也

旧校舎からだっ!!

中也

切るぞ!

電話を切り、一気に旧校舎に走る

中也

太宰!!

邪魔者は…消さないと

アマネ

タップお疲れ様です

アマネ

話が一気に暗くなりますが

アマネ

頑張って書いていきますので気長にお待ちください

アマネ

❤️・💬・フォローよろしくお願いします!

アマネ

あと、ドス太の方も書き始めるのでそちらもお願いします(軽い設定の方だけ投稿してます)

アマネ

それでは!

この作品はいかがでしたか?

435

コメント

3

ユーザー
ユーザー

おーわー 早速見てくれたんですね!!すごい嬉しいです! 頑張って書きますね!

ユーザー

続き気長に待っていますので頑張ってください!ドス太も楽しみにしてます!今回の作品も最高でした😭👏✨

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