彼は知らない。
どんなキザな言葉より
「愛してる」
が1番嬉しいことを。
彼は知らない。
どこに行くよりも
君の隣にいるのが1番嬉しいことを。
彼は知らない。
どんな煌びやかなプレゼントよりも
君の笑顔が1番のプレゼントだということを。
彼は知らない。
「大丈夫」
よりも
「辛い」
「泣きたい。」
そう言って頼って欲しいことを。
彼は知らない。
今よりも゛他人゛になる。
その決断を、1番悔しく感じているのは
私だということを。
彼女は知らない。
「愛してる」
は勿論だけど
キザな言葉で特別を感じて欲しいことを。
彼女は知らない。
「今日、うちで一緒に過ごそ?」
その一言に戸惑っていたことを。
彼女は知らない。
僕は臆病だから
煌びやかなプレゼント以外で君を笑顔に出来る自信がなかったことを。
彼女は知らない。
「辛い」
「泣きたい。」
そう言って、僕の悩みまで君に背負って欲しくなかったことを。
君は知らない。
今よりも゛他人゛に戻る。
その決断を
「これで良かった。」
そう、自分に必死に言い聞かせていることを。
コメント
1件
えっと初めに言うと…これは作者が衝動的に書いていてそれ以上でも以下でもないので、その程度の作品なんだなと思って見てください。🙇♀️