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◆第4話◆ ♥親友ポジ獲得(仮)♥
yan
次の日の昼休み、購買の前でそんなことを言われた。
ur
yan
yan
yan
ur
yan
そう言って、俺の返事を待たずにニッと笑うyan
……お前、相変わらず強引すぎるだろ。
でも、こんなふうに自然に 誘ってもらえるようになったってことは
――つまり、俺はもう“親友ポジ”を獲得できたってことじゃないか?
ur
心の中でガッツポーズを決めた。
脇役でも、友達でもない
親友としてあいつの物語の隣にいられるなら
それで十分だって俺は思ってるから。
ur
yan
まるで子どもみたいな顔で喜んで、隣を歩きだすyan
不思議だ。
“主人公”ってもっと、クールで格好いい存在だと思ってたのに、
実際は、笑ったり怒ったり、ぐしゃぐしゃに感情を見せるんだな。
na
そこへ、na彡が追いかけてきた。
手には、購買で買ったパンがふたつ。
na
ur
思わず、心の中で「キター!」って叫んだ。
これだよこれ。
やっぱり、物語のヒロインはna彡で、主人公はyan裙なんだ。
ここで一緒にパンを食べて
恋が芽生えて
ラブコメ展開に発展していくんだろ……?
俺は空気を読んで、一歩下がろうとした。
でも______
yan
にっこり笑ってあっさり断ったのは、yanだった。
ur
固まるna彡
そして固まる俺
na
ur
yan
ur
ur
心の中で全力でツッコんだ。
でも、もう遅い。
na彡は「楽しんでください!」とだけ残して購買の方へ戻っていった。
ur
物語の主人公とヒロインがすれ違う瞬間を
俺が邪魔してしまった気がして
めちゃくちゃ申し訳ない気持ちになった。
yan
何も気にしてないみたいに俺の腕を引っぱるyan
無邪気すぎる
ur
今はただ、あいつが笑ってるなら、それでいい。
俺は脇役
主役の幸せを願う、脇役なんだから
放課後
yan
ゲーセンのクレーンゲーム前でyanがテンション高く指差す。
目当てはでっかい黒猫のぬいぐるみだった
ur
yan
そんな設定、俺は知らない。
けど、yanに押し切られる形で台の前に立った。
ur
ur
調子に乗った声を出しながら、慎重にレバーを操作する。
こういうの、実はちょっと得意だったりする。
ur
yan
無事ゲットしたぬいぐるみを渡すと
yan裙は本当に嬉しそうに笑った。
そして、ポンポンと俺の頭を軽く叩く
yan
ur
そう言いながら、内心めちゃくちゃドキドキしてた。
……いや、恋愛とかじゃなくて、単純に、だ
主人公の“親友”として
こんな風に頼られることが嬉しくてたまらなかった。
ur
ur
じわじわと、胸の奥が温かくなる。
俺、今、物語の中にちゃんと“存在”してるんだなって
yan
ur
思わず素っ頓狂な声が出た。
yan
ur
ur
yan
即答
しかもすげぇキラキラした目で言われたもんだから
断る隙もなかった。
ur
若干納得いかないままプリクラ機に吸い込まれ
ふたりで並んでカメラに顔を寄せる。
yan
ur
yan
ぐいっと肩を引き寄せられて、強制的に密着。
シャッターが切れる瞬間 なんか――不思議な感覚がした。
ur
ただの友達同士、ただの親友。
それなのに、なんか、こう……yan裙の顔がやたら近くて
やたら視線が熱くて。
やたら、俺だけを見てるみたいで。
ur
気のせい。絶対に。
俺はあくまで親友ポジションだし
yan裙の物語は、na彡と進んでいくものだから。
yan
プリ機から出たあと、ふいに真顔で呼び止められる。
ur
yan
ur
yan
yanは慌てて笑ってごまかしたけど、
その耳は、真っ赤に染まっていた
ur
ただの脇役
ただの親友。
――のはずなのに。
少しだけ胸の奥がざわついた。
すこんぶ
すこんぶ
すこんぶ
すこんぶ
すこんぶ
すこんぶ
NEXT ♡▶︎500 来週金曜公開
コメント
1件
初コメ失礼します🥲1話から読んだ時からめっちゃ好きでした😚焦らずゆっくりお待ちしております😌