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私は今自殺をしようと考えてる。
理由は「いじめ」だ。
その時、私の好きな人「紗蘭」からLINEが来た。
紗蘭
萃!!
萃
なに……
紗蘭
自殺しようと考えてるって聞いたけど、ほんとなのか
萃
どうして
紗蘭
心音から聞いたよ……。
萃
そうなんだ……
萃
私ね。もう辛いの。
萃
嫌なの。
紗蘭
なんで1人で抱え込むの？
紗蘭
僕を頼ってよ
萃
だって、人に迷惑をかけたくないの！
萃
私は、心音からいじめられてるの
萃
信用してたのに
紗蘭
心音が……？
紗蘭
泣きながら…萃ちゃん自殺して欲しくないって……
萃
心音は、紗蘭が好きだから…
紗蘭
そうなのか
萃
そうだよ
良かったね
心音顔は可愛いし
良かったね
心音顔は可愛いし
紗蘭
いじめとかしてる奴から好かれても…
萃
私ね、最後にこの事を伝えたい。
紗蘭
なに？
萃
紗蘭が好きです。
萃
心音がいじめてた理由私も紗蘭が好きだから。
萃
だからいじめできたんだと思う。
紗蘭
えっ
紗蘭
僕も君の事好きなんだ
萃
本当に……？
紗蘭
本当だよ
紗蘭
でも、僕はもう……
萃
どうしたの？
紗蘭
ごめん、
紗蘭
実は、あと半年しか生きることが出来ないんだ。
萃
えっどうして
紗蘭
脳に腫瘍ができて、しかも手術してもとることが出来ない所にあるんだ……
萃
そんな……
萃
どうして……
紗蘭
だから今のうちに君との思い出が欲しい
萃
私どこにでも行くよ！
萃
紗蘭の行きたい場所どこにでも行くよ！
紗蘭
海に行きたいな
萃
明日行こ！
紗蘭
うん☺️
それから私は、紗蘭と色々な場所に行って思い出を作った。
萃
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不在着信
萃
ねたのかな？
萃
おやすみ
外が何やら騒がしい。
すると紗蘭のお母さんが私の家にやってきた。
紗蘭の母
萃ちゃん
萃
どうしました？
紗蘭の母
紗蘭が……
萃
えっ
紗蘭の母
お葬式来てね…
萃
絶対行きます……
私はまだ信じられなかった。
信じたくなかった。
萃
どうして……
萃
紗蘭がいないと……私は……
萃
突然すぎるよ……
私は、泣き明かした。
そこで私は思いついた。
萃
そうだ……
萃
私が……
死ねばいいという事を。
萃
やり残したことはないよね……
萃
あ
萃
やり残したこと……ある……
ピンポーン
心音
はーい
心音
あっ
心音
萃……
萃
久しぶり
心音
久しぶり
萃
ねぇ
心音
なっなに
萃
私ね
萃
彼をすごく愛してたの
萃
でもね
彼昨日亡くなったの
彼昨日亡くなったの
心音
へぇーそうなんだ
萃
でね、私も彼のところに行くことにしたの
心音
つまり死ぬの？
萃
そうだよ
心音
勝手に死ねば？
心音
私関係ないし
萃
それでねっ
萃
やり残したことを今日中にしようと思うの
心音
えっ？
萃
私は心音にいじめられてたでしょ？
心音
うん
萃
その時自分が死ぬ時は心音を殺してから死のうと思ってたの
心音
えっまっ……
萃
だから……お前を
萃
殺しに来たんだよ？
萃
早く終わらせたいから
萃
暴れないでね？
心音
や、やめて……
心音
お願い
心音
殺さないで……
萃
拒否権なんてあると思ってんの？
萃
散々私を蹴ったりしてたくせに
萃
じゃあね……
萃
こ
萃
こ
萃
ね
心音
まっ、まっ……
私は、心音を殺して自分の胸を刺した
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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