ただの下級メイドです。

この連載は毎100タップ程で終わります 短くてごめんなさい その代わり、早めに更新します 注意書きは第1話へ 今回は、青水Rが入ります

学園入学式閉式後

なんだ、こいつ

第二王子と分かってるくせに 君呼び……？

こいつは、交換婚約の話で出ていた 俺の嫁予定の子息だそうだ

名前はホトケ

マルコシアス王国から1年間 この学園に留学生として滞在し、その間 俺との交流を深めるために来たそうだ

しかし……

向こうの国に、最愛の人がいるらしい

残念ながら こちらに来る前、その最愛の人へ 何も言わずに来てしまったらしい

こいつ、他国の、しかも王太子でもない 俺の婚約事情を把握してやがる…

相当頭がいいな…

マルコシアスとヴェリアスは よく交換したがるな……

確かその時来た大使の名前は……

ショ、ショ、ショ……

ションベン…？

いやそんなわけないか

なんだっけな、アニキとよく 喋ってたはずなんだが……

しまった、ついマヌケな声が……

そ、そんな…！話が早すぎる……！！

俺とホトケが立てた作戦… その名も交換婚約ぶっ潰す作戦

作戦名が安直すぎるのは置いといて…

ナイコ側の動きを見てから 作戦を立てたのだ

ナイコの家、イルミナ伯爵家は この勝手な婚約に怒っている

そして、ナイコの代わりにナイコの兄が 交換婚約の嫁になるらしい

まぁ、ナイコが隣国へ行かないだけ マシだと思うが…

イルミナ家は、何か企んでいる

ナイコの動きが不審なのだ

いつもお風呂は 夜8時20分に入るはずなのに

最近は10分遅れている…！！！

ん？なんで知ってるのかって？

ナイコのことはなんでも知ってるんだ！

おっと話が逸れた…

多分、イルミナ家は 婚約解消をされないように 色々と根回しをしているんじゃないかと 思っている (※イルミナ家は婚約破棄をしてやろうとしてます)

イルミナ家だって 王家との婚約(繋がり)を 進んで断つわけがない (※進んで絶とうとしています)

それにナイコは俺のこと大好きなんやし (※大っ嫌いです)

だから、俺らはそれに乗じて色々と ホトケとやらかしてしまえば

交換婚約はなかったことになるんじゃ ないかと考えた

だって、まだ周りには交換婚約なんて 話は公表されていない

この1年間、俺がホトケとイチャイチャ し続けたら、浮気する最低王子として 俺もホトケも問題視されるだろう

この事が広まれば いずれマルコシアスにも届くだろう

ヴェリアスの第二王子は とんでもない奴だって

そしたら、そんな奴にマルコシアスから 嫁なんてやれん！！って交換婚約は 白紙にされる…

こんな感じ。

せやけど……

せやけど……！

ｺﾝｺﾝ

やべ、誰か来た…！？

メイドのピンク･トルマリンでさえも 俺たちが夜の行為する仲だと知っている

これは、順調に第二王子不倫説が いい具合に広まっている証拠だ

俺は処女ではなく、童貞をナイコに 捧げたかった

だから、きっとこいつも 処女をマルコシアスにいる好きな人に 貰ってほしいかったに違いない

こいつが下だと思ってた… 人は見かけによらんな…

…第一王子？

どういうことや？

マルコシアスには今 王子は1人しかいないはず……

こいつが王子で、その父親だとすると…

王から直接口止めされるとなると…

こいつ…そんな過去が……

ラッキー、なのか…？

※結局2人とも全部脱いだ

ホトケが四つん這いになる

うわぁこのケツひっぱたいてやりてぇ…

ｽﾞﾘｯ…

ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ…

お互いのち〇こが擦れあって 意外と気持ちいい

ﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯﾊﾟﾝｯ

ｶﾞｻｺﾞｿ…

※香油＝昔のローション

※結局抱き合って寝た

こんな呑気に寝ているイフは

翌朝 ピンク･トルマリンに扮した最愛の人が ゴムを盗みに来るなんて 思ってもみなかった