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雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮莉央
そう言って私は姉の写真のある仏壇へ声をかけた。 私には姉 零が居た そう、私の姉は有名高校生小説家雨宮零だった。 3年前のあの時…私の姉,零は亡くなった とある事件がきっかけだった
ー3年前ー
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮零
雨宮零
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
私の姉零は昔からの夢だった小説家になるって言う夢をようやく叶えることが出来た。 今はまだ地元の新聞や,雑誌に乗れるようになった程度だけど そのうちデビューできるって私は信じてる!
雨宮莉央
雨宮零
バタバタ……バタバタ……
雨宮零
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
今思えば… 私があの時にお姉ちゃんのことを外になんて連れ出してなければ あんな事にならなかったのかな。って 私もずっと自分を責めていた。 あの時に…あの男とぶつかりなんかしなければ…お姉ちゃんはきっと今も隣で笑っていたのに……。
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
そう言って莉央は無邪気に笑い出す。 そんな莉央の顔を見て心做しか私はホッとしていた。 見た目は大人でもやっぱりまだ中学生らしさが残っていて 守ってあげたいと思った。 お母さんやお父さんの分まで 私が莉央を守らなきゃ。 そういった使命感が芽生えていた。 莉央にはこれからもずっと笑顔でいて欲しかったし,何より幸せになって欲しかった。
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮莉央
そんなことを考えながらぼーっとしていると 妹の莉央から声をかけられハッとした
雨宮零
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮零
雨宮零
雨宮莉央
久々の二人きりでの外食を終え 私たちは店を出た。 話題は勿論私の話題だった。
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮零
雨宮零
雨宮莉央
私がそう言うと莉央は悪戯っぽく笑って見せた。
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
そう言うと前もみずに妹は走り出した。 私が危ないよ!と言おうとしたその時だった。
ドン……っ
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
雨宮莉央
?
雨宮莉央
雨宮莉央
?
男の人は無言で しばらく立ち止まったあと 何も言わずに立ち去ってしまった
雨宮零
私は莉央に駆け寄り 怪我をしていないか確認した
雨宮零
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮莉央
そう言って地団駄を踏む妹をどうにか宥めて 私たちはコンビニへと入った。
雨宮零
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
ぶつかられて怒っていたことも忘れ,能天気に笑って鼻歌を歌っている妹を見て私も思わず笑ってしまった。
?
?
ーこの時はまだあんなことが起こるなんてお姉ちゃんも私も思ってもいなかった…。
雨宮零
雨宮莉央
私が捜し物をしていると ゴツンとみかんを食べていた妹に声を掛けられた。
雨宮零
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮零
申し訳なさそうに俯く莉央に 私は顔を上げて?と答えた。 申し訳なさそうな泣きそうな顔をしている莉央が顔を上げた。
雨宮零
雨宮莉央
莉央は明日クラスで飼っている兎の餌当番だったのだ。
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
ギュッ…
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
私は妹にこちょぐる仕草を見せた。 妹は笑いながら寝室へと入っていった。
雨宮零
雨宮零
雨宮零
そんなことを考え 妹が眠りについたことを確認し私も眠りについた。
そして次の日 私が昨日なくしてしまった手帳を探していると後ろから妹が飛びついてきた。
雨宮零
雨宮零
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
雨宮零
雨宮零
雨宮莉央
そう言って妹はVサインを出して笑って見せた。
雨宮莉央
雨宮零
それから私たちは時間が許す限り彼方此方と探した。 お店、帰り道、ぶつかった場所、家への帰り道など……。 それでも見つからなかった…
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮零
雨宮零
私たちは何とかギリギリに学校へ着いた。 私は先生に事情を話し 再発行までの手続きの紙を貰い教室へ入った。
深月
雨宮零
深月
雨宮零
深月
雨宮零
深月
雨宮零
ガラガラ…
先生
その日は一日上の空で学校を過ごした そして放課後になり、深月と私と妹の3人でまた探そうって話になった。
雨宮零
雨宮莉央
深月
雨宮零
雨宮莉央
深月
雨宮莉央
雨宮零
深月
私と深月が落ち込んでいるといきなり妹が叫んだ。
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮零
深月
深月
雨宮零
雨宮零
雨宮莉央
深月
雨宮零
こうして私たちは交番へと行った。 ここから交番へはそう遠くなかったからすぐに着いた。
雨宮莉央
雨宮零
交番へ聞きに行ったけど 届いてないってことだった… もし届けが出たら連絡をしてくれる。そう言われて帰ってきたのだった。
深月
深月
深月
雨宮莉央
雨宮零
深月
雨宮零
雨宮莉央
雨宮莉央
深月
雨宮零
雨宮零
雨宮莉央
深月
深月
雨宮零
雨宮零
深月
雨宮莉央
雨宮零
雨宮莉央
深月
私はなんて優しい妹と友達に恵まれたんだろう… 見つかったらちゃんと二人にお礼をしなきゃ。 そう思いながら家に着き 探し回った疲れからかご飯を食べお風呂に入ってすぐに自分の部屋で寝てしまった。
雨宮莉央
雨宮莉央
妹の声にはっとし 時刻を確認した。 時刻は既に7:30を廻っていた。
雨宮零
雨宮零
急いで着替え 私は妹が待つ1階へと降りた。
雨宮莉央
雨宮零
雨宮零
気がつくとテーブルには朝ごはんが作っておいてあった。
雨宮零
雨宮莉央
雨宮莉央
雨宮零
雨宮零
私たちは朝ご飯を食べ終え 急いで家を出た。
璃奈
雨宮莉央
璃奈
雨宮莉央
雨宮莉央
璃奈
雨宮莉央
ーその頃零はー
雨宮零
テスト期間で早めに終わった零は 学校が終わって直ぐに1人で探し回っていた。 見つからないので諦めて帰ろうとした時,ふと後ろから声をかけられた。
?
雨宮零
いきなり声をかけられ思わず変な声でふりかえってしまった。 その時男の人が手に持っているものを見て吃驚してしまった。
雨宮零
雨宮零
?
雨宮零
男の人にそう言われ私はあの時妹がぶつかった男の人を思い出した。
雨宮零
雨宮零
?
?
そう言うと男の人はくすくすと笑ったあと 手帳を見せてくれた
雨宮零
雨宮零
手帳を返してくれなかったことに夢中で その人の制服が同じことに気がつけなかった。
?
雨宮零
雨宮零
詩水海
雨宮零
詩水海 この男の子は私のクラスの隣の男の子だった。 すごく人気で周りに常に女の子が群がっていた。
雨宮零
詩水海
雨宮零
私は詩水くんに言われるがまま 神社へと着いていった。
詩水海
しばらく無言で歩いていた詩水君がふと口を開いた。
雨宮零
詩水海
雨宮莉央
雨宮零
詩水海
雨宮零
言い終える前に詩水君は帰っていった 私はあの時詩水君が何を言いたかったのか分からず家に着いて考えることにした。