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ブクマ失礼します
めちゃくちゃカッコいい… 雲愛も自分の思ってたキャラ通り…!!
ヤバイ…キャラ全員推しになりそう…w ゴリアさん雰囲気マジで好きw 迅さん可愛いよー‼︎💕←定期
この世界は壊れていた…
数度の世界大戦によって 人の数は大きく減少し いくつもの国が消えていった
その結果、食料や水、住む場所を奪い合う 暗黒とも言われた時代もあったが
人類は長い長い年月をかけ 復興を果たした
国同士の争いを無くすため 生き残った人々は
国と言語を統一した
その結果、小さな小競り合いはあったが 大きな争いは無くなった
しかし、人の闘争心に 完全に蓋をする事はできなかった
そこで統一国家のとった政策は 戦争を各企業に任せて興行化する事だった
統一国家の厳しい管理下で行われる 戦争は中継され 国民達のいいガス抜きになっていた
人々が、社会が、世界が 画面の向こうで行われる 戦いに熱狂していた
これは、そんな壊れた世界に生き 戦い続ける者達のお話…
タタタッ!タタタッ! 少し遠くの方から小銃の乾いた連射音が 響いてくる。
川の流れるこの周辺には、旧時代の建物の 跡がいくつか見受けられる。
マリア
現在この一帯は【戦争】の場所として 指定されており、一般人の立ち入りは 制限されている。
そんな場所に1人の男性が のんびりとした足取りでやってきた。
マリア
スーツ姿に独特な髪の色に口調に化粧 赤縁メガネをした彼
リフィックス重工業 特殊都市開発部 部長 マリア・ドロップ
本名 田中 龍一
燕 真琴
そんな彼の元に一台の オープントップのジープが向かってくる。
明るい声を上げた女性が 助手席に立ち上がり 手を振って合図をしている。
マリア
燕 真琴
ヘラヘラと詫びを述べる彼女
リフィックス重工業 特殊都市開発部歩兵課 課長 燕 真琴 (つばくら まこと)
マリア
燕 真琴
マリア
燕 真琴
燕 真琴
マリア
燕 真琴
マリア
燕 真琴
?地点リフィックス重工業 現地司令部
蜩 聖葵
燕 真琴
蜩 聖葵
燕 真琴
マリア
蜩 聖葵
無線機の向こう側で起ってる事を いつもの事と冷静に聞き流し 最低限の返事で通信を終了させた彼
リフィックス重工業 特殊都市開発部作戦司令課 オペレーター 蜩 聖葵 (ひぐらし せいぎ)
蜩 聖葵
凛咲 殺華
足を組み椅子に腰掛けながらタバコを吸い 報告をつまらなさそうに聞き 男性の声と聞き間違えるハスキーな声で 返事をする彼女
リフィックス重工業 特殊都市開発部作戦司令課 課長 凛咲 殺華 (りんざき さつか)
凛咲 殺華
蜩 聖葵
凛咲 殺華
凛咲 殺華
蜩 聖葵
凛咲 殺華
蜩 聖葵
狙撃地点
蜩 聖葵
水無月 迅
蜩 聖葵
水無月 迅
司令部からの無線の内容を 聞き漏らした部下が いないことは分かっているが 念の為に確認を取る片目の彼女は
リフィックス重工業 特殊都市開発部斥候狙撃課 課長 水無月 迅 (みなつき じん)
西野 紗彩
西野 紗彩
迅の問いかけに真っ先に応えた人物がいた 敵の位置の提案として 模範解答とも言える回答をした彼女
リフィックス重工業 特殊都市開発部斥候狙撃課 西野 紗彩 (にしの さあや)
伏黒 竜久
紗彩に続いて静かに応え 同意の意味も込めて深く頷いた彼女
リフィックス工業 特殊都市開発部斥候狙撃課 伏黒 竜久 (ふしぐろ りく)
3人は少し小高い場所にある茂みに、 ギリースーツと呼ばれる草木に同化して 身を隠す為の衣装を着て隠れながら 敵の様子を伺っている。
水無月 迅
水無月 迅
迅はスポッティングスコープを 覗きながら呟いた。
水無月 迅
水無月 迅
西野 紗彩
伏黒 竜久
2人の返答と同時に2人は引き金を引いた。 少し離れた川の音が聞こえる静けさの中に 2つの破裂音が重なって響いた。
水無月 迅
敵本隊500m地点
敵本隊より少し離れ、辺りに木々の少ない 開けた場所で何かを組み立てている 数名の人影が見える。
その中でも目立つ人物が2人
瑠衣代 ルン
瑠衣代 ルン
テキパキと迫撃砲の組み立てを 同僚に指示している 不思議な雰囲気、マイペースな口調と 独特の語尾が目立つ彼
リフィックス重工業 特殊都市開発部歩兵課 瑠衣代 ルン (るいしろ るん)
綿葉 雲愛
綿葉 雲愛
組み上がった迫撃砲の照準器を 覗き角度計算と調整を 行なっている女性が1人。 ふわふわとした口調であるが 毒舌である彼女
リフィックス重工業 特殊都市開発部歩兵課 綿葉 雲愛 (わたば くもあ)
瑠衣代 ルン
綿葉 雲愛
2人がそんな会話をしている中、 狙撃課が放った銃声が離れた場所で響く。
瑠衣代 ルン
綿葉 雲愛
瑠衣代 ルン
そう言ってルンは砲身に砲弾を入れ、 身を屈める。 ポン!という音共に砲弾が発射され、 砲弾は大きく弧を描いて飛んで行く。
次弾を他の社員が取り出しルンに渡し 再び砲身に入れて飛ばす。 その動作を続けて2回、計3発の砲弾を発射された。
瑠衣代 ルン
綿葉 雲愛
呑気に掛け声を口にする2人。 その掛け声のすぐ後に、落ちて来た砲弾が 敵本隊がいるであろう場所で炸裂する。
その炸裂音の後、辺り一帯に 「戦争」終了のサイレンが鳴り響く…