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涼ちゃんへの告白を若井に邪魔され驚きとかで複雑な気持ちになっていると、気づいたらバス停に来ていた。
滉斗
さすがに若井が可哀想だからちゃんとしないと。
深呼吸して気持ちを落ち着けいつものペースに戻す。
元貴
滉斗
元貴
滉斗
若干声震えてるしマジでやばかったんだろうな。
元貴
あれ、涼ちゃん喋ってなくない?
涼ちゃんの方を見ると、涼ちゃんも俺の方を見ていたのか目がバッチリ合った。
元貴
涼架
……あれ?
滉斗
涼架
滉斗
元貴
涼架
俺が涼ちゃんに話しかけても何故か顔を背けられてしまう。
滉斗
流石の若井も違和感を感じたのか助け舟を出してくれた。
滉斗
元貴
涼架
これもしかして、俺避けられてる?
じゃなきゃおかしいよね?さっきからずっと若井の裾掴んでるもん。
滉斗
滉斗
俺だって知りたい!でも避けられてるのがショックで言葉が出なかった。
滉斗
涼架
そんな事ないならどうして避けるの?
滉斗
涼架
……どうして若井にはその笑顔を見せるのに俺には見せてくれなくなったの?
滉斗
涼架
若井の裾を掴んでるその手は俺だけを掴んでいればいいのに。
滉斗
涼架
滉斗
頭の中で何かが切れた音がした。
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涼架
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涼ちゃんに避けられてから2週間は経った。
無視はされなくなったが、話しかけてくる事は無くなった。
若井は気まずそうだけど俺を気にしていつもの感じで接してくれている。
涼ちゃんと話せなくてストレスがやばい
それが表に出ているのか俺に話しかける人も減った気がする。
そんな事俺だって…!
これだと若井にも当たってしまいそう。
涼架
っ!!!
2週間ずっと避けられてて、やっと涼ちゃんから話しかけてくれた!!!
元貴
涼架
そのまま走って滉斗の服の袖を掴んで購買へ行ってしまった。
……
もうダメかもしれない。
頭の中でこの言葉が過ぎる。
でも、若井とこのまま上手くいって付き合ってしまったり
ましてや別の奴と付き合ってしまったらと思うと…………。
あれから俺は、暇な時間があればペットの飼育方法を調べていた。
首輪とリード、ベッド。
脱走できないように二重ロックもつけた。
いい物を揃えたいので親に立て替えて貰った。
あとはお迎えすれば完了だ。
元貴
涼架
涼ちゃんは俺の問いかけには答えてくれる。それは変わらなくてよかった。
元貴
涼架
元貴
確かに涼ちゃんにはまだ一人暮らしと言ったことなかったな。
俺は涼ちゃんが一人暮らしなの知ってるけどね。何時に帰って寝るタイミングとかも。
涼架
元貴
元貴
涼架
元貴
涼架
上がりそうになる口角を抑える。
沢山愛す…ね、
参考にさせてもらうね、涼ちゃん。